エンゲージリングについて①(由緒ある結婚記念品)
今日はエンゲージリングについて書くことにします。
エンゲージリング(婚約指輪)は、婚約の記念として男性から女性に贈られる指輪ですが、女の子としてはプロポーズの言葉と共に指輪の箱をぱかっと開けられるシーンにあこがれるところですよね。
本来の由来としては「婚約記念品」である為、結納の場面で両家ご家族共々見守られながら指輪を、女性も婚約記念品を渡しあうといった風習でこのような形は今でも残っており、指輪はサプライズプレゼントではなく、男女共々時間をかけて選んで決めるものという常識もあるようです。
(一般的な)女性としては一生に一度しか手に入らないエンゲージリングですから、どうしても自分の好みにあうものが良いと、自分で選ぶ人も多いようですね。
「給料3ヶ月分」という某宝石会社の策略とも思われる指輪の予算ですが、20-30台サラリーマンの給料の1~1.5ヶ月分というのが今のところでは平均であり、本来の意味では指輪はどんな石を選んでもOKなのですが、約9割がダイアモンドを選択しているようです。
ダイアはその強固さから、大切な婚約者が結婚までの間、病気や事故に遭わないよう「お守り」としての役割もあり、無色透明さが「純潔」を意味するとも。誰にも壊すことのできない固い絆と純粋な愛を象徴するという、婚約にはピッタリ石だといえますね。
その他は誕生石という選択肢もあります。誕生石のリングそのものに「幸せを招く」意味が込められています。
あたくしもエンゲージリングはサプライズプレゼントとしてプロポーズの言葉と共に受け取ったのですが、実際は普段使いすることなくお部屋にディスプレイされております。
何より、もったいないんですね。大事な大事な指輪が何かの拍子で傷ついたり、無くなったりするんじゃないかと思うと、なんだかヒヤヒヤしちゃって。。
たとえば人の結婚式だったりと自分がフォーマルな場に行くときに一緒につけていったりしてますが、その他は暇なときにこっそり眺めたりして楽しんでいます。
ただ、旦那君にしてみれば、ずっとお部屋の片隅にただおいてあるという事実が「もったいない」といいます。それもなんだか納得・・・
エンゲージリングについての概要はなんとなく今お話したとおりですが、あたくしが思うエンゲージリングに込められた思いは、もっと別にもあるように感じます。
エンゲージリング、マリッジリングは左手の薬指にするというのは言わずと知れた常識ではあるのですが、それが常識である故に異性からすれば指輪をしている人はすでに「お手つきの人」と見なされるわけです。「あぁ、あの人は左薬指に指輪をしてるから、心に決めた相手がいるんだな」と。
逆を言えば、「もうあたくしには心に決めた方おりますので、他の男なんて見向きもしませんわよ」と、周囲にアピールをしながら歩いているということです。
これは「覚悟」なんですね。もう他の男性にはなびきませんよという覚悟。
エンゲージリングを受け取るということはそういうことです。決して生半可な気持ちで受け取ってはいけないのです。たとえば、●●君と○○君だったらぁ~ んーやっぱり○○君かな?というような天秤にかけられるほどの愛情ではまだまだエンゲージリングを受け取る資格はございません。
また、そのような女性であれば仮にエンゲージリングを手に入れたとしても、人目に触れるような使い方はできないでしょう。
同様に手渡す男性にも同じことが言えます。婚約指輪を手渡すということは、その女性を一生掛けて幸せにするという「覚悟」が必要なのです。決して数人の彼女にホイホイ与えて良いものではないということ。
それくらい、意味のあるものなのです。婚約指輪というのは。色々書きましたが、あたくしもただの部屋の飾りにするのではなく、もっと色んな人に見てもらうべく、たくさん指輪をつけて、お出かけしようと思います。
あぁでもやっぱりなんだか勿体無い・・・
今は経済的理由や、普段使いできない指輪はもったいないという理由で約3割の結婚を決めたカップルはエンゲージリングを省略するという今日この頃の事情はあるのですが、言っても婚約指輪をもらえるなんて一生に何度もあるものではありません。
結婚後に高価な指輪を買ってもらえることなんて皆無に近い(と言ってみた)と考えられるので、結婚記念品として指輪をもらうのもよい機会だと思うんですよね。
もったいないといわず、ご検討してはいかがでしょう。
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