理想の挙式スタイルを選ぶ②(素敵な結婚式とは何か?)
理想の挙式スタイルを選ぶ①の続きです。
②神前式
一昔前はこの挙式スタイルが日本の定番でした。花嫁さんは白無垢に角隠し、綿帽子、色内掛けなど、神主さんのおはらいや三三九度の杯・・・といったところでしょうか。
お母さん~お婆ちゃん世代の方々が想像する「花嫁さん」というイメージは圧倒的に和装が強く、『○○さんの和装姿が見たいわ~』といわれる血族様も少なくはないでしょう。。
安心感があり、親族にも好評である理由はそれでしょう。コンセプトといえば『和風』『ノスタルジック』『シンプル』といったところでしょうか。。
一般的には親族のみの列席という場合がほとんどなのですが、最近では友人やら大人数で参列することができる式場も増えてきているらしく、以前とくらべれば制約が少なくなりつつあるようです。
また、神社での挙式を洋装で認めている式場もある事や、和装でもカツラを付けずに洋装の飾りつけをした色内掛けなどの花嫁さんも増えている事など(沢尻エリカ嬢などがいい例)、自由度が上がったことも若者の指示を受け、今や神前式というのはちょっとしたブームになっているようです。。
ちなみに、神前式はキリスト教式と比べて費用がやや割高になるイメージがあります。会場費はチャペルの方がやや高いのですが、おそらく神前式に必要なアイテムが多いのと、ドレスより和装の方が用意するのに手間取るからでしょうか。。
③仏前式
正直、あまりなじみがなくあたくしもよくわかりませんが、神前式が神様にふたりの結婚を報告する事に対して、仏前式は仏様・ご先祖様に報告するというものであり、式場は『お寺』ということになります。
神主さんではなく、お坊さんということですね。新郎新婦に数珠が渡され、お焼香があることが大きな特徴であるとのことです。
元々は浄土真宗のお寺で行われた挙式が始まりといわれているそうですが、どこの宗派でも受け付けてくれるらしいですよ。
ホテルや式場で実現できるところもあるそうなので、興味のある方は調べてみてもいいかもしれませんね♪ 又このときは神前式と同様和装で行うことが一般的のようです。。
④人前式
神様や仏様に対し結婚の報告を行うのではなく、参列してくれたゲストを前に永遠の愛を誓い認めてもらうのが人前式。
ある意味宗教色の薄い日本人にとってはピッタリの式のように思います。結婚の時だけ信心するのはちょっと違う気がする・・・と考える人などにもお勧め。。
コンセプトとしては『アットホーム』『ナチュラル』『シンプル』『カジュアル』といったところでしょうか、ただその行う人次第で厳粛にもくだけた感じにもなる、ある意味一番自由度が高い式ともいえます。
披露宴のはじめに行うことが多い為、挙式の為の会場費がいらない、移動の手間がかからないなどという理由でもコスト的にかなり抑えることができます。。
晩酌人を立てる必要が無いというのも大きな違いの一つになります。。
ただ、人前式というのは最近ようやくメジャーになってきつつあるのですがまだまだ少数派の挙式スタイルなので周囲の理解を得られない事も多々あります。
式をつかさどる司祭、牧師、神主がいないということは、それだけで厳粛さに欠けてしまうことに繋がりかねない事、又進行が司会者又は新郎新婦自身で行わなければならないということで時間の管理がなかなかうまく行かず、くだけすぎて式の雰囲気に欠けてしまうということもあります。。
実際あたくしが参加した人前式は、司会者の進行をおそらく新郎新婦の友人に任せていた様子であり、大幅に時間をオーバーしてしまったことや進行のお粗末さ(失礼)で、厳粛な雰囲気に欠け、最終的に笑いに走ってしまったというケースがありました。。
まぁ実際参加している側としては笑えてそれはそれでよかったのですが、本人達や親族のみなさんにとってはどのような気持ちだったのでしょうか。。
人前式を行う場合は司会者との打ち合わせを綿密に行う必要がありますので注意です。。。
一般的な人前式の流れといえば①司会者の開会宣言→②新郎新婦入場→③誓いの言葉→④結婚誓約書にサイン+結婚成立の宣言→⑤乾杯→⑥そのまま披露宴へ というのが一般的のようです。②でキリスト教式のように父と入場するのもアリだし、④で婚姻届にサインするというのもいいですね。。
キリスト教式でいう指輪の交換は④で行う事が多く、神前式でいう三三九度は⑤に該当するといっていいのでしょうね多分。それぞれの挙式の良いとこ取りができるというのは人前式の良いところだと言えます。
もし、披露宴会場で行わない場合は、そのままフラワーシャワーで退場していただいても素敵だと思います。。
むーん、色々書いてみたのですが、どの挙式スタイルも素敵ですね。。この挙式スタイルが決定することで今後の結婚式のテーマというかイメージが決まるといっても過言ではないほど大事な要素であります。。。
前回でもお話しましたが、とにかく二人でよく話し合って挙式を披露宴のおまけにしないようにしましょう★
みなさまは、どのような挙式に惹かれましたか?
あたくしはまだまだ思案中でございます。。うーむ。。。
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