妊娠中の結婚式(マタニティウエディングの不安)

マタニティウエディング

今回は妊娠中の結婚式(マタニティウエディング)に焦点を当てて書きたいと思うのですが、妊娠するというのは結婚式を行うことも含め、多大な苦労がかかるものです。

今まで結婚式を行うこと事態にお金がすごくかかる、ということをクドクド話してきましたが、妊娠中となるとそれに加え新しい命を迎えるための生活環境の一新、保険の見直し、定期的な病院通い、また体調によっては仕事を休んだり、辞めたりせざるをえない方もいるでしょう。現実的にお金の工面が今まで以上に難しくなるものです。

金銭的な問題だけではありません、お腹のふくらみが分かりづらいうちに式を挙げたいということになると、安定期であることも含め式を挙げる時期は妊娠5~6ヶ月目というのが妥当なところでしょう。

そうなると母体もストレスや身体的負担がかけられなくなる妊娠初期の時点で、時期的に言えば結婚式の準備が本格化してしまうという皮肉な現状もあります。

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つわりなどが起こるのは妊娠初期の2ヶ月目から、長い方は4ヶ月ほど続くと言われていますので、そういう辛い時期に結婚式の準備をしなければいけないというのは身体にとっても、恐ろしく負担になりますね。

金銭的問題の支援ということで、数年前に比べ、出産する為の国からの補助は随分と手厚くなりました。助成金が出たり、妊婦検診が無料になったりと、今の日本は昔と比べて子供が産みやすい環境になっていると言えるでしょう。

しかしそれでも結婚式を控えた母体のストレス、家族の心配は計り知れないものであると思います。

実際、今の時代マタニティウエディングというのは増えているように思います。実際あたくしも招待される側としてマタニティは多いように感じます。需要が多い為か、今は費用、時間にもリミットがあるマタニティウエディングの方専用のマタニティプランを設けている結婚式場も増えてきています。

体調不良で新婦自体が楽しめない無理なプランは本末転倒ですものね、定期的な打ち合わせをメールで行うことができたり、一般的に半年以上はかかるといわれている結婚式の準備を2~3ヶ月で進めることができたりと、体調に合わせながら安心して結婚式にのぞむことができるという母体にとって優しいプランです。

またマタニティプランだと式場への支払いが完全後払いの前金無しというところも多く、頂いたご祝儀でまかなうことができるという所もありがたい事ですね。

妊娠中だからといって結婚式場を制限する必要は無いとは思うのですが、なるべく立ち回りが少なく、休憩場所等を設けられているホテルや結婚式場を選択するカップルは多いようです。

また、招待客が多いとそれだけテーブルクルーズに時間がかかったり、お色直しが多いとそれだけ身体への負担も多くなるので、自分の体調に合わせてプランナーさんと相談し、進行を考えていく必要があると思います。

衣装についてですが、妊娠中の方はマタニティ専用のドレスがあります。あたくしは見たことはないのですが、お腹周りと背中サイドにゴムシャーリングが入っていて、サイズ調整が容易に可能であるものがあるとのことでした。

ただ、あたくしの周りで妊娠中に結婚式を行った友人達は、背中でサイズの調整ができるドレスを選択しており、特にマタニティドレスにこだわって選んでる様子もなさそうでしたよ。

ウエディングドレスの手作りやオーダーメイドしている人もいたしね。ただ、ドレスのサイズは必ず式直前に試着し調整していただく必要があります。1ヶ月ほどでお腹が急成長しサイズが合わなくなったという話はざらにあります。

衣装はお腹が目立ちにくいプリンセスラインのウエディングドレスや、胸下切り替えのAラインのウエディングドレスなどが人気のようです。

あたくしの細身の友人は結婚式でマーメードラインのウエディングドレスを切望していましたが、思わぬマタニティ発覚で苦い思いをしていました。マーメードラインというのは腰周りからお腹にかけて身体にフィットするドレスでどうしてもお腹に負担がかかり、長時間は耐えられないとのこと。

サイズ調整も難しくなります。この友人は結婚式当日はAラインのウエディングドレスを着て、お腹が目立ちにくかった1ヶ月前にマーメードラインのウエディングドレスで前撮りをして記録を残していました。

結果的にはそれなりに満足していた様子です。

不可能ではないかもしれませんが、和服はちょっと難しいかもしれません。強く締め付けられる腹部は言うまでもなく、和服というのは非常に重量感があります。健康体のあたくしが前撮りの際1時間ほどの着衣で気が遠くなりそうになったほどです。結婚式では個人的にはウエディングドレスのほうが無難な気がします。

とにかく、無理をしないというのが大前提であるマタニティウエディング。

負担がかからない程度に素直に楽しめる結婚式を目指したいものですね。心配しなくても、思った以上に回りは助けてくれます。女性にとっての晴れ舞台である結婚式をおなかの赤ちゃんと一緒に楽しんでくださいね。

幸せな気持ちはきっとお腹の赤ちゃんにも連動します。ハッピーなウエディング胎教になるように心から願っています。

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