結婚式の見積もりについて①(初回の見積もり額に騙されない)
今日は「初回の見積もり額に惑わされない」ということについて書いていきます。
ブライダルフェアに行くとフェアの最後に、必ず「見積もり」を出してもらえます。つまり、その結婚式場で結婚式を行う場合、いったいいくら必要なのか教えてもらえるわけです。
念のため、前回の記事(式場見学でおさえておきたいこと)もおさらいしておいて下さいね。
このフェアで出してもらう婚礼見積もりの総額は必ず増えます。例外なく必ず、です。
式場側からすると、ファーストコンタクトの時点で高い値段を付けた見積もりを出すと、客が引いてしまうことを知っています。
また、この時期は色々な式場のブライダルフェアに回っている事も知っている為、他の式場さんの見積もりと比べられても平気なように、式が挙げられる最低限度の見積もりしか出してきません。
例えば、ペーパーアイテムを手作りしようとか、お持ち帰りアイテムを制作して料金を浮かせようとか、なるべく節約できるように努力して、式場特典なんかも活用し、なんとか見積り額より安くしちゃおうなんて皆さん考えますよね?
しかし現実ではそういう努力を行ったにせよ、平均100万円程、見積り額が増えます。
平均で100万のアップですよ??嘘みたいですよね。
もはや、見積もりじゃないやん!と思っちゃいますよね、こんなにも額の違いに差があると。
でも、これは確固たるデータ(少なくともあたくしの周りの経験者はほとんど)がありますので、間違い無いと言っていいでしょう。
つまり見方としては、見積書に書かれた総額から100万ほどプラスした値段が、まぁ現実的に発生する料金なんだろうな~と思ってよいです。
ちなみに、あたくしは見積もりを出していただく前から、ある程度「正確な見積もり書の出し方」を勉強してからフェアにのぞみました。
100万近く見積もりの値が上がるらしいという漠然とした情報を知っていながら、自分なりのマニュアルに沿って、なるべく本来の額に近い見積もりを出していただいたにも関わらず。。
それでも、実際にはその初回の見積もりを上回ってしまいました。
各結婚情報誌なんかを見てみると結婚式にかかる費用の相場は、式場のタイプにもよるかもしれませんが、平均で300~350万円(70~80人の場合)と書かれている場合が多いです。
そういう情報を先に頭に入れた状態で初回見積もりの額を見てみると、例えばですけど見積もり総額250万と出されていた場合・・・・
「あれ?思ったより手が届きそう」「想像していたよりずっと安かった」
そんなこと思っちゃいません?? そんな錯覚に陥りやすくなるんですね。
むしろそう思わせるのが、式場側の目的だったりして・・・・
(何気に酷い事言ってますねあたくし・・・)
式場側としては、なるべく他の式場さんとの競争をしたくない為(比べてほしくない為)さらに「初回特典を付けますよ!」とか、「今仮予約すれば10万サービスしますよ!」とか、色々魅力的な話を持ちかけてきます。(本命の式場さんならこれらの特典を使わない手は無いのですが)
「まぁ悪くないし、思ったよりも安いし、さらに10万もサービスしてくれるのならここに決めちゃおうか?」
・・・と思っちゃったアナタ。
駄目ですよ!それじゃ結婚式業界の思うツボです!
まず、見積書には、きちんとした見方があります。
そして初回見積もりを出してもらうのに、なるべく現実の支払額に近い「生きた見積もり」を出してもらう為にはちゃんとコツがあるのです。
そのためにはまず、何故、このように見積もり額が増えてしまうのかという理由をきちんと知っておく必要があります。
まずはその辺りから、次回よりじっくりと書かせていただくことにしますね。
つづきです⇒結婚式の見積もりについて②
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