ウェディングドレスのレンタルショップはこんな所(来店~店を出るまでの一連の流れとは)

ウェディングドレスのレンタルショップ

ウェディングドレスを探すためにまず訪れたいのが、ウェディングドレス等婚礼衣装を取り扱うレンタルショップですね。興味はあるけど、初めてお店に訪れる時って、何となく躊躇しませんか?

お店のショーケースに展示している高そうな純白のウエディングドレスや鮮やかな色打ちかけもさることながら、お店そのものの格式高い雰囲気、パリッとしたスーツとオールバックにまとめたスッキリの髪でお出迎えしてくれる店員さんたち(勝手なイメージです。)

「この服可愛い~お店入っていい?」というようなウィンドウショッピングのようなお手軽さは無く、あたくしみたいな庶民のちんちくりんが入って良いお店なんだろうか?とか思っちゃいますよね?あたくしだけですか?

とりあえず今日は婚礼衣装のレンタルショップはこんなところだよ、こんな事が行われているんだよ。という事をご説明していきます。

まずは、何度も言うように、こういったレンタルショップでは大抵が完全予約制です。ウェディングドレスの試着をする為に事前に一報電話連絡をしておきましょう。

お店での所要時間は一般的に2.3時間程度になりますので、時間の指定を受けた上で訪れましょう。当日予約でも構いませんが、アポ無しでいきなり来店するとお店の人は困ってしまいます。できれば、この際に必要になるものをお店の人に聞いておいたら良いかもしれません。(特に何も言われなかったら、前回書いた記事『ウェディングドレスの試着に持っていけば便利なもの(レンタルショップへ行く前の準備とは?)』を参考に準備されてから出陣してくださいね)

余談ですが、ウェディングドレスのレンタルショップっていたるところでお見かけすると思いますが、お客さんが入ってるところってあまり見ないと思いません?儲かってないのかなとか思ってましたが、そうではないようです。

完全予約制というシステムによるものかもしれませんが、お客さんが通される控え室や実際にウエディングドレスを選ぶ選定室などは外からは全く見えないところにある場合が多く、休日などは意外とお客さんは多く、多くの結婚を控えたカップルと遭遇します。

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指定された時間にお店に訪れると、受付で予約の名前を確認された後、ソファーに座らされ、温かいコーヒーをご馳走になりながら、3枚ほどあるアンケート用紙に必要事項を記入するよう促されます。

まずは氏名、住所などの必須事項と挙式日、式場名(何名位の招待客を呼ぶのか等)希望する挙式スタイル(つまり、洋装か和装か)お色直しの有無、希望するテイスト(カラードレス?和装?)好きな色、好きなドレスの形(プリンセスライン、Aライン、マーメードライン、エンパイアライン等・・)ジュエリー類のことも聞かれる事があります。(結婚指輪、婚約指輪は購入予定か、もしくはすでに準備済みなのか?など。提携するジュエリーショップにあわよくば紹介する為だったりして・・・笑)

もしも、気に入ったドレスの資料(雑誌の切り抜き等)がありましたら、このときに一緒に提出しておくと話が早くなります。

同行者がいる場合は同行者との関係を聞かれる事もありますが、実際にお店に行く時の同行者は誰でも構いません。新郎、父母、友人、兄弟姉妹など。あたくしも同姓の友人と共に伺いましたが、やはり新郎や実母と一緒に来られる方が多いように思いました。

次に、いよいよドレスが沢山陳列されている試着室へ通されます。

まぁこのあたりはお店のキャパによって違うと思いますが、ドレスが沢山飾られている(掛けられている)部屋と別に、隣の試着室と壁一枚で隔てられているような専用の個室に案内されます。

お着替えブースのような所で、頭の先から足の先まで見れる大きな3面鏡が壁一面に。正面はカーテンで仕切れるようになっており、同行者はカーテンの後ろに置かれている椅子に座ります。(当然、お着替え中は見えません)

そしていよいよ、ワクワクのドレス選びです!

陳列されているドレス達はあまりにも多すぎて、とてもじゃないけど1着ずつ全て目を通す事はできないと思います。時間も労力もかかりすぎる。

大抵が、なんらかの共通点があるドレスのコーナーで区切ってありますので、全く興味の無いコーナーの所はスルーしましょう。

主に『カラーバリエーション』『ドレスの形』で分類されています。

カラーの違いは言う間でもないですね。カラードレスの事です。レッド、パープル、イエロー、ブルー、ブラック、ゴールド、グリーン・・・などなど。柄物だったり、レインボー・・とまでは言いませんが色んな色が使われている創作ドレス(ストライプなど)もあります。

もしも、純白のウエディングドレスが苦手という方は、薄手のカラードレスから選んでみてもいいかもしれませんね。またはシャンパンゴールド系のウエディングドレスなど、格調高いノスタルジックな式場なんかピッタリだと思います。

ドレスの形でのコーナーだと、白系のウエディングドレスが『Aライン』『マーメイド』『プリンセス』『エンパイア』その他・・・などに分かれています。

正直・・・ここでドレスを選ぶのが一番時間がかかります。試着そのものは担当の方も一緒に手伝ってくれるので、1着3分もあれば早着替えできるんですよ。なので、持ち時間にもよりますが、あたくしは10着位は選んだと思います。特に試着するドレスの点数が決まってない場合は7~10着程度選んでもOKと思ってください。どんどん着倒しましょう。

実際、ウエディングドレスを見たところで、庶民のあたくしにはそのドレスの高級さはどれも同じように見えてしまい「価値の違い」は見た目では全く分かりません。しかし、この価値の違いによってレンタル料が全く違ってきます(ピンキリあります。あたくしが初回に行った某有名レンタルショップではレンタル料金が1着25~50万円の高級ウエディングドレスを取り扱っていたところでした。)

聞いたところによると、主にドレスの素材(総シルクとか、レースとか)や、装飾された石(宝石など)、刺繍の細やかさ、後はそのウエディングドレスに付けられたブランド(有名人ブランド)などで、価値が違うようです。

色々聞いたのですが、あたくしがここで覚えた事は「総ビーズの刺繍のドレスは高い・・そして重さが半端ない」「シルクは高い」ということだけでした。高級な世界の話は理解できん・・・。

というわけで、何となく気に入ったウエディングドレスはまず手に取り、担当者さんにレンタル料金を確認しましょう。一着一着の価値によりウエディングドレスのレンタル料金が違う場合がありますので、想定する理想の金額があれば参考になると思いますので。

また、自分がどんなドレスを選べばいいのかわからないという方は、担当の方に好きなテイストなどをお話し、相談してもいいかもしれませんね。自分の好きそうな、似合いそうなドレスを客観的に選んでくれます。

そんなこんなでウエディングドレスを選んだら、さっきのお着替えブースに担当の方が持ってきてくれていますので、順番に着替えていきます。既にブライダルインナーを装着している場合は話が早いです。もし下着を持っていない場合はお店側が貸してくれるかもしれませんので尋ねて見てください。

ドレス着るのって結構時間がかかると思ってたんですけど、実際は普通にもたもた服着るよりはよっぽど早いんですよね。お手伝いさんも入ってまさに「早着替え」です

ドレスの真ん中に「シュッ」と入って「スポッ」って上に上げる感じ。伝わりにくいですが意外と楽勝に着れるということです(笑)

髪の毛もアップにして、少し整えてくれたらすぐにお披露目。写真撮影の開始です。自分だけで判断しないように、他人の目からの評価を大事にしましょう。記念にもなるし、沢山写真はとっておいてください♪

ある程度満足したら次のドレス・・・・お着替えの要領は特に変わりません『シュッ』『スポッ』で5分以内で完了!また写真撮影。その繰り返しです。

その流れで全てのドレスに袖を通し終えたら終了になります。運命的なドレスに出会った人はまずキープしましょう(ウェディングドレスの選び方(ウェディングドレスは早めに探した方がお得)を参照してください)それを元に、ウエディングドレスのレンタル見積もりを出していただきます。

大抵のドレスショップのレンタルは、そのレンタルショップが挙式までにその新婦さん専用にドレスを綺麗に仕立て上げ(サイズ補正など)、クリーニング後、挙式前日までに式場まで運んでくださいます。そして挙式披露宴終了後に引き取りに来られます。

レンタル料はこの仕立て準備料や、クリーニング代も込みになります。また、ウエディングドレスに合うベールや、グローブ、装飾品や靴なんかもレンタル代として加算されることになります。

高いレンタル料金で驚くかもしれませんが、大抵のドレスショップでは値切りが可能ですので、どんどん交渉をしてください。特に式場提携しているレンタルショップなどは元々式場特典として数十万単位で値引かれている場合が多いので、この特典が付いた時点での見積もりを見て、最終的にこの店でドレスを借りるかどうかを検討をする事です。

運命的なウエディングドレスが見つからない場合は、同じ経緯で別のお店に行きましょう。もちろん、同じ店に何度も予約し、訪れても大丈夫です(お店の方はその方が喜ばれると思います。)

その一連の流れが終了したら見積書を貰って、お店を後にします。ここまでの所要時間がおよそ2~3時間。ドレス選びに迷った方はもう少しかかるかもしれませんね。1日あれば、レンタルドレスショップのハシゴは可能ですが、じっくりドレスを吟味するために1日2店までにしておいた方がいいでしょうね。

数打ちゃ当たるわけじゃなく、運命的な『1着』を探さなければならないのでね。

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コメント

  1. ツマネコ より:

    はじめまして。

    すごい!

    ドレス試着に行く前に知っていればよかったなぁ~!ということがいっぱい書いてありました。

    シュッ!スポッ!のくだり、よくわかります~(^^)笑

  2. hanappy より:

    ツマネコさん
    ご訪問、どうもありがとうございます。ツマネコさんは挙式前とのこと、色々悩む事も多いですよね。。
    このタラタラ書いているブログが少しでも参考になれるように、いろんな秘策を暴露していきます(笑 ぜひ、又遊びに来てください。。

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