ウエディングドレスの持ち込み料金を節約する②
前回の記事(ウエディングドレスの持ち込み料金を節約したい(持ち込み料を安くする方法))より、もう少し現実的に実践しやすそうなウエディングドレスの持ち込み料金を節約する方法を書きます。
まぁ・・・これも偏見が多少入り混じっているかもしれませんので、参考程度にしておいてください(汗) 結構な荒業かも・・・・
「ウエディングドレスの持ち込み料金がかからない式場もあります」という事を前回の記事で少し書きましたが、周りの式場を見渡してみれば、なかなかそういう式場が見つからない・・・というのが現実的な話。
結婚式場自体はやはり自分達が提携しているレンタルショップを利用してもらいたいというのが本音です。
よって、残念ながら大抵の式場では提携外のお店から借りた婚礼衣装には持ち込み料金がかかるケースが多いです。
しかし、意外と「購入した衣装であれば無料で持ち込みが可能」という式場は少なくありません。
ドレスに何か異常が起こった場合の「保険代」として、持ち込み料金が発生する場合だと尚、持ち込み料金がかからないケースが多いです。それはつまり「婚礼衣装に不備が生じた場合、式場側が責任を背負う必要が無い場合」ということが表向きの理由となります。
新郎新婦の私物であれば、例えば破損した場合なども新郎新婦個人の責任になりますが、他店のレンタル品であれば式場側も責任を背負わなければならなくなりますからね。
なので「持ち込み料を節約したい」=「何かあったときの責任を全て自分達で取る」という覚悟が必要になります。
この前提がある場合の持ち込み料金の節約方法を書きます。
購入または手作りの衣装を使う
上記の前提であれば、当然新郎新婦の私物の衣装は持ち込み料金はかかりませんので、堂々と持ち込むことができます。
最近はマタニティーウエディングなども増えているということもあり、衣装を手作りされている花嫁さんも少なくないようです。ウェディングドレスの手作りキット(婚礼衣装の費用を節約する方法)という記事を参照してください。
ただし、当然ながら私物ですのでサイズの変更などは容易ではありません。特に妊娠中の方などはおなかの膨らみが試着時と異なっている事なんてザラにありますので、挙式ギリギリまでサイズ調整をして望む必要があります。
レンタル品を購入品と装う
レンタルショップにお願いして、挙式前日などにショップに自ら衣装を取りに行き、そのまま式場へ運ぶ。箱やら袋なんかにレンタルショップの名前が記載されていなければ、式場側としてはその衣装が借り物なのか、私物なのかなんて見てもわかりませんもんね。
どうしても気になる方は、ドレスを運搬する為のキャリーバックなども別に売ってたりしますので、そちらに詰め替えて式場へ持っていくという手もあります。
挙式が終了したら又、そのキャリーバックに詰めて、レンタルショップへ自ら返却に行く。この手が使えれば、本来レンタルショップへ支払わなければならない「運搬料(婚礼衣装を式場まで運ぶ+式終了後に回収する)」もかかりませんので一石二鳥になります。
しかも、挙式当日はおそらくメークさんが箱やキャリーバックに出し入れしてくれると思いますので、自分達で詰めなおすという手間はかかりません。
もしも、衣装を前日持ち込むことにより衣装を保管する為の「部屋代」が必要と言われたら、当日に持ち込めば済むわけです。ドレスを持っての公共交通機関での移動は難しいと思いますので、当日の移動は車やタクシーを使う必要がありますが、数万円かかる持ち込み料を支払うことを考えると、よっぽど安くつきますよね。
ただ・・・本当に何かドレスに不備が起こった場合は全て新郎新婦個人の責任になります。
一応レンタルショップに婚礼衣装に何か起こった場合の対処方法や、その責任の取り方についても聞いておいた上で、どのような手段を取るのかを決めてくださいね。あくまでも自己責任で!!
まぁ・・・運搬途中で事故でも何か起こらない限りはよっぽどの事は無いと思いますけどね。変な式場でなければ、式場に無事に到着した時点で用意された衣装が、たとえ購入品であれ、レンタル品であれ、大切に保管してくれるはずですから。(と、信じたい)
ホテルウエディングの場合・・・前日からホテルへ一泊してドレス保管用に使用する
「保管料」・・という名目で持ち込み代をとられる場合、こういう手が可能になります。前日から結婚式を行うホテルに一泊し、宿泊する部屋にドレスを前日から保管するということです。
実際に泊まる必要はありません。ウエディング関連の物品全ての保管庫件自分達の控え室にしてしまおうということです。
ホテルウエディングの場合、結婚式特典として挙式後1泊サービスが付いてくる場合が多いですよね?それを前日にまわすという荒業は恐らく不可能だとしても、2泊するということになると前日分の1泊も多少割引してくれる事が多々あります(延泊という形になるわけですね)
そうなると、挙式当日は丸々1日その部屋を自由に使えることになるのですから、挙式当日の「控え室」や「着付け室」の代わりにもできる、ということになります。
ホテルウエディングの場合、結婚式場は他のカップルも利用しますので、控え室は仕切りを使って他のカップルと同じ部屋を利用するといったケースも少なくありません。
そんな時、自分達だけで利用できる個室があればとても便利ですよね。なんならば、披露宴中は子連れや妊婦、お年寄りなどの特殊なゲストの休憩場所として解放することもできます。
こんな感じで、そのまま宿泊部屋を控え室代わりに使う事ができれば、「衣装持ち込み料」+「控え室代」+「着付け場所料金」を節約することができます。
シワが入ってしまうドレスでもホテルであればアイロンを借りることができるので何とかなります。
最悪、ホテルなら婚礼衣装も無料でフロントに保管してもらうこともできます。レンタルショップには配送先の手配を、「ブライダル課宛」にするのではなく「宿泊者宛(新郎新婦名義)」にします。ホテルは宿泊者の荷物として衣装を保管しておいてくれます。
ポイントはブライダル課を通さずに、直接ホテルのフロントに頼むということですね。後は宿泊者である新郎新婦がフロントから受け取り、部屋で保管すればいいだけです。
まぁ・・・当然、宿泊代は別途かかるでしょうが他の削減額と一つの部屋を自由に使えるという自分達のメリットを考えたらとってもお得な気がします。
こんな風に、多少強引ではありますがウエディングドレスの持ち込み料金を節約する方法はあります。「持ち込み料金」の概要(どういった内容で料金が発生するのか)を式場側に聞いた上で対処の方法を考えると良いかもしれませんね。
ただ・・・こうやって文章で書いているだけだと簡単じゃーんとか思っちゃいますが、どの方法を取ったとしてもやはり時間と手間がかかります。
本来持ち込み料を普通に支払えば、綺麗に準備された衣装を着て、終了したら脱ぎ捨てるだけで衣装やさんや式場スタッフが回収、運搬までしてくれるわけですから新郎新婦にかかる手間はほとんどありません。
ただでさえ結婚式当日は忙しいし、考えなければならない事が他にも沢山あります。こういったサービスをお金で買うべきか・・・又は自らが苦労するべきか・・・・ここの兼ね合いも考慮した上で、実際に節約術を利用するかを決められても良いかもしれません。
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