妊娠中に結婚式に招待されました②(妊婦の取り扱いに注意)
えーっと、今日は妊婦ゲストとして結婚披露宴に出席してきた実体験をレポします。。
何度も言うように、今現在あたくし妊娠9ヶ月も後半に差し掛かっており、正直出席するのか、しないのか・・・というか出席していいのか(ご迷惑にならないのか)というところがかなり微妙なラインだったのですが、毎日涼しい部屋でストレスも無く、特に無理をする必要もなく、安全安楽無農薬野菜のようなグータラ生活をさせていただいていたのもあって、おかげさまで心も身体も健康体。何事も無く参加を表明することができました。本当に幸運です。。
妊娠9ヶ月というのは、本当に隠しようのない妊婦であり、今更ですがそんな状態を当然承知で招待してくれた友人もなかなかツワモノな気もしますが、こんな重身でのパーティ出席など、我ながらなかなかお目にかかれない体験をさせていただけて、色々勉強させていただけたなとも思います。。
まずは準備。独身の頃はヘアセットなども行き着けの美容院さんに3日前ほどから予約をいれ、早々と出かけていたのですが、主婦というのはなるべく自分への投資を拒むものですから(寄り道も疲れるからしたくないし)
・・・今回は自分でヘアセットです。いいっしょ、何とかなるっしょ。。
参考にどうぞ⇒ 結婚式の髪型(自分で髪型をアレンジする方法)
お腹に負担がかからない「妊婦専用のストッキング」を装着。
元々手持ちのお腹を締め付けない胸下プリーツタイプのフォーマルドレスを身にまとい、この日の為に用意したヒールの低いフォーマルパンプスで準備OK。。
あ、妊婦なので一応妊婦帯をしていきます。
お腹を下から支えてくれるので、意外としていたほうが楽なんですけど、この炎天下に腹巻とかクソ暑すぎなので一応補助帯のみ使用。。これで完璧です。。
旦那氏の送迎にて車で20分のらくらく移動。式場前にはイヤホンマイクを付けたスタッフさんがお出迎えしてくれます。
そして過剰なまでのスタッフさん方の視線に若干ビックリしてしまいました。ほら、あの人が新郎新婦が言ってた妊婦よ、と言わんばかりにイヤホンで連絡を取り合い、重たい荷物(着替えなどを持参していた為)を即座に持っていただき、クロークまで案内してくれました。。
人並みの間を「妊婦通りまーす」みたいな感じですよ・・。。まぁこれは正直大げさかもしれませんけど、すれ違うスタッフさん方が口々に「暑い中ご苦労様でした」「段差気をつけてください」「疲れたら直ぐに言ってください」と、声をかけてくださるんですね。。はぁなんてありがたいんだろう。逆に恐縮しちゃうな。
クロークに荷物を預けた後は待合用のソファーに案内されたのですが、そこで友人達に遭遇し、行動を共にしました。。
挙式中なども座れたし、特に問題なく過ごせたんですけど、挙式後の写真撮影などで炎天下のお庭に出なければいけないシーンがあり、スタッフさんたちが「暑いのに申し訳ありません」「もう少しお付き合いくださいね」「疲れたらソファーを使って下さい」など凄い低姿勢で謝罪の言葉を連呼するんですよ。。いやいや、暑いのはあなた達のせいじゃないんですよ、と思わずこちらも頭が下がる思いでした。。
披露宴のお席は、今回招待してくれた友人との仲を考慮してくれたのか新郎新婦の目の前という超VIP席でした。おぉーすげー写真が撮りやすいとか喜んでたのですが・・・なんせ出口が遠い・・・出口というかトイレが遠い・・・・。。
妊婦というのは膀胱がおなかで圧迫されているせいか、すごいおしっこが近くなるんですよ。。こんなにもホストの目の前だと若干席を立ち辛い感じもあって、すごい新郎新婦の近くで嬉しかったんですけど、正直もう少し後ろ(入口の近く)でもよかったかなと思えました。。飲み物はちびちび飲んだにもかかわらず、尿意に負けて結局披露宴中に3回席を外してしまいましたので、なんとなく申し訳ない気分になってしまいました。。
席は円卓の椅子タイプだったのですが、私の所に膝掛けとクッションが用意されていました。スタッフさんがあたくしの席までわざわざ案内してくれて、あたくしだけ席を引いてくださいました。おぉなんだか本当に気を使われている感じ。。
普通に座ると腰が痛むので、クッションは本当にありがたかったです。暑いし膝掛けはいらんな、と思っていたのですが、後半になると思いのほか冷房が効いてきて足腰が冷える感覚になったので、膝掛けも重宝しました。。
乾杯用に他のゲストはシャンパンを注いでもらっていたのですが、妊婦である私はシャンパングラスにジンジャーエール。。シャンパングラスに注いでもらえば一見アルコール入ってそうにも見えますね。。この配慮もありがたかったです。。
ご飯も普通に美味しかったし、楽しみながらいただけましたが、普段口にしない高級食材がお腹に入ったせいか、「中の人」が途中で大暴れしはじめて蹴られすぎて痛くなってしまったのでお外で少し休もうと席を立ったら、明らかに注意してあたくしを見てくださっていたスタッフさんが即行連れ添ってくれて外のソファーまで案内してくださいました。。(今思えば妊婦帯を締めすぎてたせいかも)
横になるスペースも用意できる、とのことだったのですがイヤイヤそんなに大げさじゃないんで、とのことで、外のソファーでしばらく座っていたら、オレンジジュースを持ってきてくださいました。。はぁ本当にありがたいな、涙が出ちゃう。。
そんな感じで何事もなく披露宴も終えたわけでしたが、同行した友人曰く「私が(妊婦であるあたくしの)世話する予定だったのに、何もしなくてよかったね」との事。
とてもありがたいことだったのですがスタッフさん方から明らかに「要注意人物」として捉えられていた感じがありましたね。。本当に本当にありがたいんですけど、なんだか逆に恐縮しちゃうというか、申し訳なかったというか、あたくしなんかが出席してごめんなさい、気を使わせてしまってすみません、という気分になっちゃいましたね。。
できればもう少しソフトというか、さりげなくフォローしていただける程度でよかったのですが・・・。。なんとなくスタッフさん達の視線が痛く、気になってしまいました。。笑
後は・・・食後のコーヒーに口を付けられなかったことですかね。最近カフェインを気にしてコーヒー断ちしているものですから。もしよければ、コーヒー以外の温かい飲み物があれば嬉しかったなぁと思いました。まぁこれは勝手な贅沢なのかもしれませんけど。。
皆さんに守られ(?)、おかげさまで何事も無く自宅へたどり着く事ができました。(無論お迎えで)
それでも・・・やはり疲れました。。特に疲れることはしてないんですけど、やはり普段の環境と違う所に行けば、それだけで身体にストレスを帯びるというか、影響が出るってことなんでしょうね。。これで式場スタッフさん方の心配りが無ければ、もっと酷い状態だったのかもしれないな、と思うと今更ながらゾッとします・・・。。
あたくしのような特殊なゲストがいると、新郎新婦もスタッフさん達も大変だな、と改めて考えさせられた一日でした。。
もし、今後妊婦ゲストを招待する予定のある新郎新婦さんがいらっしゃれば、よかったら参考にされてください・・。。ならないかもしれないけど。。
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