真夏の結婚式(オフシーズンのメリットとデメリット)

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今日は、真夏に行われる結婚式についてのお話。。。

夏も終わりかけだというのに猛暑日が続きますね・・・。今年は特に異常気象とも呼ばれているように、あまりの暑さで熱中症患者が急増しているそうですよ。。主婦は特に部屋に1人きりだとエアコン付けるのもったいなかったりする気がして何となく我慢しちゃいがちなんですが、半分以上の人が冷房器具を使わなかった屋内で熱中症を起こして倒れている、とのことですから、煮上がる前に潔く文明の利器に頼るべきなんですよね。。命には変えられませんので大いに活用しましょう。。

こんな夏真っ盛りの時期での結婚式。結婚式業界で言えば真夏や真冬は「オフシーズン」ということになります。ここでいうオフシーズンとは「結婚式の数が減少する時期」の事を言います。

基本的に結婚式の最適な時期というのは春や秋。過ごしやすい気候であると共に、暦の上で特に大きなイベントがかぶらない時期だと言われています。。イベントが少ないほうが、ゲストも出席しやすいですからね・・・。。6月は梅雨にも関わらず「ジューンブライド」の時期ですので、このシーズンもトップシーズンだといえます。ジューンブライドの意味とは(6月の花嫁は幸せになれるのか?)を参照されてください。

逆に、過ごしにくい夏や冬は結婚式を挙げる日取りとして避けられがちになります。お盆やら正月やらクリスマスなど、何かの行事とかぶりやすく忙しい時期であるから、というのも理由の一つになるでしょう。。

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そういう理由でできればオフシーズンは避けたいといった新郎新婦さんも多く、式場側としてはなるべく「空きの日」を作りたくないが為に、オフシーズンにはオンシーズンと比べてぐっと割引率を高くしたり、式場特典を多くしたりなどの方法で客寄せを行います。

なので、オフシーズンはオンシーズンに比べ、料金がぐっとお安くなるので、格安で結婚式を挙げたい方などはわざわざオフシーズンを狙い目にしたり、暦を気にされない方は「仏滅」を利用したりする事もあります。。

オフシーズンでの結婚式だと、他のカップルと日取りが被るなんてことも少なくなりますからね。好きな日取りを選ぶことができる上に、二次会の会場の予約なども容易だったりします。。

じゃあ実際、真夏の結婚式ってどんなもんだったのか・・・?先日行った結婚式の日は「猛暑日」。実体験した事を素直に書いていきます。。

まず、「暑さ」なんですけど、結婚式場に着いてしまえば施設内は冷暖房完備してありますので、どんな格好でも不快な気持ちにはなりませんでしたので問題はありませんでしたけど、地味に「結婚式へ行くまでの道のり」が一番嫌でした。。暑い・・・とにかく日差しが痛い・・・・。。

せっかく綺麗にお化粧した顔も汗でベタベタになるし、髪の毛もくちゃくちゃになって台無しだし。(式場到着後に化粧室に詰めかける若い女子急増)比較的薄着である女子はまだいいとしても、長袖のスーツをばっちり着こなしている殿方達はさらに辛そうでしたね。。

和装の方は大抵式場内の着付け室で済ませる方が多いので、意外と平気みたいでした。

ゲストだけじゃなくて、新郎新婦さんも暑さに参っている様子でした。新郎はシャツの上にべスト、ジャケット。新婦が着ているウエディングドレスというのも意外と重装備でして、暑くて汗は吹き出るけどお金と時間をかけたメイクには触れない。・・・本当はオシボリかなんかで顔をゴシゴシしたいところでしょうが。。笑

その上自分達の都合は置いといて、ゲストの心配をしなきゃならない。「暑いのにすみません」を2人して連呼されていました。。

挙式後の演出として、みんなでお庭に出るシーンがあったのですが、そこの中庭は四方が建物で囲まれており天井が吹き抜けになっていた為、風も通らず、狭いスペースに100人位がひしめき合い・・・太陽の日差しだけが直撃して本当にサウナのようでした・・・。。

屋外へ出て3分で汗だく。日傘はクロークに預けてるし、肌を露出した女子は日焼けを嫌い、皆で日陰を争奪する状態。。・・・私が妊婦だから尚そういう気分になったのかもしれませんが。。

オフシーズンはどんなに天気がよくてもガーデンウエディングにするもんじゃないな、と感じた瞬間でした。外国のカラッとした湿度ならば天気のいい日にお庭で挙式!というのもアリですが、日本のようにジメジメした湿度の猛暑日・・・今回は短時間で屋内に戻していただけたから良いものの、そこで挙式ともなると下手すりゃ病人が出ます。。

そしてトイレへの列が(女子)続きます。無論、お化粧直しの為です。。あたくしのようにおしっこが近い人にとっては死活問題です。。

バテがちになる終了間際など・・・お土産(引き出物類)が大きくて重かったら、正直ゲンナリします・・・。。立派な引き出物で嬉しいけど今からコレを抱えて帰らなければならないのよね。という感じ。

二次会に行く人なんかはもっと大変ですよね。。今回はお土産がコンパクトだったからまだよかったのですが、あたくしの場合自分の荷物(着替え類)などを持ってきていた為、そこそこの重量がありました。旦那君を召還できたからよいものの。。

真夏の結婚式の総評(あえて悪い事だけを羅列)

・オフシーズンでの結婚式は、その場所への行き来が大変。招待客に負担をかけないように交通の便のよい会場を選ぶか、マイクロバスを準備するなどの配慮があった方が良いです。

・式場についてしまえば冷暖房完備であり、暑いも寒いもありません。

・しかし、屋外に出る演出はできれば避けてもらいたいところが本音。必要であれば短時間で。ガーデンウエディングは辞めた方が無難です。

・トイレのアメニティを充実してあったら嬉しいです。オフシーズン(真夏は特に)お化粧直しする人が急増する為、綿棒やコットン、ちょっとした対暑物品が置いてあったら気が利いてるなと思えました。

・引き出物はなるべくコンパクトで持ち運びがしやすいものの方がありがたいです。。

オフシーズンのデメリット・・・というよりは「暑さ、日差し対策」みたいな感じでしょうか。。なるべく結婚式にかかる出費を抑えたいという新郎新婦さんにとって、このオフシーズンを利用するというのは最大の節約方法の1つになるわけですが、やはり「オフシーズンであるデメリット」を充分に考慮したうえで、なるべく対処できるように勤める配慮が必要になるでしょう。。

不快な時期にわざわざ自分達の為に集まって御祝いしてくださるわけですからね・・・。。

逆に言えば、ある程度の対処を考え、ゲストに不快な気持ちを与えなければわざわざ挙式披露宴料金が割高になるトップシーズンを選び、出費に泣く必要は無いわけですよ。オフシーズンの割引システムを利用し、節約する意味は充分にあります。。

いずれにしても、ゲスト目線に立っての配慮が必要ということでしょうね。まぁどのシーズンでもその気持ちは大事な事なのですが。。

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