結婚式の装花の値段は?(会場装花を節約したい①)
今日は結婚式の会場装花のお話です。
自分の結婚準備の時はですね、正直はじめのころは会場装花のことなんて、あまり重要視してなかったんですよ。
優先順位としては、ウエディングドレスやら、婚礼料理やら、つまり「自分が招待客の場合、どこを注目するか」を考えると、どうしても装花というのは後回しになってしまい、あまり深く構想しなかったように思います。
結婚準備中に他の人のブログなんかで情報収集してたとき、意外にも会場装花の事が沢山書かれていて驚いたものです。
え?嘘??お花ってこんなに高いの???
でも今思えば、確かに「バンケットの雰囲気」を良くしたいと思えば、会場装花は欠かせませんよね。式場によっては装飾の内容によって雰囲気がガラッと変わる所も多いでしょうし、自分たちが思い描いている雰囲気を作る為、また式場自体を明るく、華やかにする為には装花を使う、というのは手っ取り早い気もしますし、最終的に招待客のお土産にもって帰っていただくこともできます。
逆に言えば、結婚式に使われる装花は会場の雰囲気に大きく影響するという意味でもとてもお金のかかるポイントにもなりやすいということです。ホスト側としてはこだわりたい所になるでしょうが、思ったよりも予算オーバーしやすい所になります。
まず、会場装花と一言で言ってもどういうものがあるか、ということから説明します。ついでにその装花に発生する平均額も一緒に記載しておきます。
会場装花ってどういうものがあるの?
メインテーブル装花
新郎新婦の座る高砂のテーブルに飾られるメイン装花。およそ5万~8万程度。豪華なものはそれ以上かかることも多い。
メイン背景・アーチ等
新郎新婦の座る背景を飾る装花、または入り口などに飾られるアーチなど。必要に応じて準備し、大きさやアーチの長さにもよりますが、3万前後が相場。
ゲストテーブル装花
披露宴の参席者の各テーブルに飾られる卓上装花。テーブルの配置により様々だが、基本的にはテーブルの数だけ準備されることが多い。1卓あたり5000~10000円
ウエディングケーキ、ブライダルキャンドル装花
ウエディングケーキー、キャンドルサービスのメインキャンドル(よく高砂に置かれるやつ)の回りに飾られる。1万前後
ケーキナイフ・ブライダルキャンドル点火棒装花
ウエディングケーキ入刀用ナイフ、キャンドルサービス用の点火棒に付けられる。それぞれ3000円~5000円
受付アレンジ用装花
披露宴受付用のアレンジ。5000円程度のものを2つセット
ウエルカムボード用装花
ウエルカムボードの回りに飾られる。5000円~1万円
フラワーガール用花びら、フラワーシャワー用花びら
教会式挙式の花嫁入場の前にバージンロードにまく花びら、挙式の新郎新婦退場の際に参列者が投げかける花びら。3000円程度
スタンドフラワー装花
教会式結婚式で祭壇の横もしくは説教台の上に飾られる。
チェアーフラワー
教会式結婚式で教会のイスに飾られる一輪程度の花
※挙式装花として使われる装花は、『挙式料』の中に含まれている場合が多い。装花だけの値段だと5万円前後。
高いですよね。普通、街中でよく見るお花屋さんなんかで売られているお花の値段で想像していると、あまりの額の違いに思わず鼻血が出そうな気持ちになりそうですが、失礼ですが何故お花如きでこれほど高くなるのかという理由は表向き上あります。
まずはデザイン、コーディネート料。原材料(お花)だけの値段ではなく、そのアレンジメントのコーディネート料が含まれています。そのお花屋さんがブライダル専門の装飾プロデュースをし、デザインなんか全てを構築してくれる、その手間賃ということになるんでしょうね。
あたくしは、お花そのものの品質が違う、という説明をうけました。お食事が出る所で飾られる花なので、料理の品質を損なわないようにするために、花粉がでないように、とか虫が発生しないように、とか「ブライダル専用」としてすごく気を遣われて育った花達のみを使うそうです。
そういった付加価値といいますか、「ブライダル専用」に生育された花を使用しなければならない、という点が料金に反映してるのでしょう。
ちなみに、そういった理由を付けて式場提携しているお花屋さんでないと使わせてもらえない式場さんもあります。持ち込み不可ということです。表向きとしては「式場提携先の花屋じゃないと信用できないから」一応料理を出す場所ですからこの理由は納得せざるをえないかも。一応、見積もり段階で持ち込みの件は聞いておいてください。
あとは、やはり式場提携先に支払うマージンが発生しているという事でしょう。必要経費以外でどの程度上乗せされているかはその式場さん次第でしょうし、おそらくそれは聞いても教えてくれないでしょうが。。
会場装花料金として、会場に支払う値段は、平均して約20万程度かけるカップルが多いそうです。花材そのものへのこだわりを持つ人も増えており、その分追加料金が発生してしまう事になります。
この原因はやはり「初回見積りの装花では物足りない」というケースが多いようです。
結婚式の見積りについてという記事で一度説明させていただいたのですが、結婚式の見積りの会場装花代は最低価格で組まれている場合が多く、その金額で実際の現物を見てみると正直物足りないと感じると思います。
ブライダルフェアでセッティングされている会場装花は見積り以上のグレードであり、大幅に費用が掛かります。そういった上のグレードの装飾やオリジナルの豪華な会場装花を見てしまうと、どうしてもソッチの方が魅力的に見えてしまい、高いプランにしてしまいがちになってしまいます。
次の記事では、そういった高額になりがちな会場装飾、会場装花の節約方法について書きたいと思います。
最近のコメント