外部持ち込みを上手に利用する(会場装花を節約したい②)
結婚式の会場装花についてのお話をしています。よければ前回の記事からどうぞ ⇒結婚式の会場装花の値段は?
前回のお話をおさらいすると、結婚式に飾られるお花(装花)は意外と高いということでしたね。お花如きが多少増えても値段なんて大したことなかろーもんと思っていると痛い目に合います。
会場にもよりますが、会場装花というのは、会場自体の雰囲気が左右されるだけあってなかなか手を抜きにくいというのが本音です。そして、ウエディングドレスやら、婚礼料理やらの「メイン」に力を入れるあまりに、どうしても後回しになってしまう項目でもあります。
イメージだけ伝えてあとはプロの業者さんにお任せするといったケースが多いようですね。自由に任された業者さんは張り切って高価なお花やデザインをバンバン提供しますので、あとから見積りを見て鼻血が出ちゃいそうな思いをすることもしばしばあるでしょう。
会場装花関連の節約方法を実際に試みる前に、式場(バンケット)によって方法が多少変わってきますので、まずは確認しておくべき項目から上げていくことにします。
装花が必要な箇所をチェックしておく。
前回の記事で、「会場装花とは何か?」というお話をしましたので、そちらを参照しながら式場の様子をじっくり見比べてみてください。
結婚式では、意外ととても多くの箇所で花を使用します。・・・前回の記事ではわざと沢山の項目を並べたのですが、実際ではここの装飾、装花は、自分たちが行う式場では必要ないという所もあると思います。
例えば、もともとのバンケットルームの装飾や雰囲気が既にできあがっちゃってる場合、・・・逆にお花類が雰囲気を変えてミスマッチになってしまう場合とかもあります。既にメイン背景などは既製のものが準備されている場合や、ウエルカムボードを用意しない場合などもあります。
結局「どこのシーンで装飾が必要か」という事を先にチェックしておく必要があります。その上「装飾は装花・もしくは生花である必要があるのか」を考えましょう。場所によっては生花でなく、造花を利用してもよさそうだったり、お花以外の装飾(リボンとか)で十分賄える場合もあります。現段階の見積りでどこまでの装花が含まれるのかを確認した上でチェックしたら尚、現実的かもしれません。
外部からの持ち込みが可能かどうかを確認する
前回もお話したように、式場さんによっては会場装花関係の外部持ち込みを禁止している場合があります。ただ、その理由が「お花の品質」だけの問題であれば、外部でも専門のブライダルフラワーアレンジメント業者であれば問題無いはずです。外部の業者さんの方が価格もリーズナブルだったり、アレンジバリエーションも豊富だったりしますし、会場装飾には手を抜きたくないけどなるべく節約したいという方はこちらを利用するという手を使えるとかなり強みになります。
外部持ち込みが禁止されているか確認すると同時に、式場側に「その理由」をしっかり尋ねておくことが必要になります。逆を言えば、その理由を十分に満たす内容であれば、表向き上外部持ち込みでも問題ないはずですので。
・・・逆の例を上げますと、一日に複数カップルの結婚式を行う式場では会場セッティングの時間が限られていますし、提携業者以外は頼めないことも多いと思います。自分たちの都合で会場全体の進行に支障を出す恐れがありますので。(・・・とはいえ、それも式場側の都合ですので関係ないじゃん!と思われる方は別にそれでも良いのですが)
レストランウエディングや1日1組限定の邸宅系のウエディングなどならば、外部ブライダル業者の受け入れも柔軟な会場もありますので。。。まぁまずは利用される式場に確認をしてみることが先でしょうね。
また、基本的に持ち込み不可の式場でも、ある特定の条件を満たしたものだとOKという場合もあります。例えば「受付用のフラワーアレンジメント」のみの持ち込みなど、基本的に料理に触れない場面で使用するお花のみを外部業者さんにお願いする、という方法です。
オプションで使用する花束(ゲストへのサプライズプレゼントや、両親への花束)のみを街のお花屋さんに発注するという方法もあります。ちまちました内容ですが、意外とこの辺りの手間は大きな節約になります。
とにかく、結婚式をなるべく節約したいと考えている方にとって、会場装飾関係に少しでも外部持ち込みに関する縛りが寛容であれば、かなりラッキーだと思っていいと思います。それくらい全体的な総額が違ってくる項目です。
同業者さんで値段を下げるなど、ケチろうと思えば当然できないことは無いでしょうが、失敗すれば結婚式のクオリティ自体を下げる事態になりかねませんし、何度も言うように会場装飾関係は結婚式全体の雰囲気を決定づける大きな要素になります。
会場装花のクオリティ・・しいては会場全体のクオリティを下げずに、価格だけ下げる為に手っ取り早い解決方法は「外部業者さんを使う」という事が一番効果的なんじゃないかな、と・・・あたくし自身は個人的に思います。
えーっと、・・・まだまだ長くなりそうですので、次の記事ではもう少し具体的な、誰でも考えられる節約方法を提示していくことにします。
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