ペーパーアイテムを手作りしよう②(招待状制作で必要なもの)

結婚準備の際の節約を大幅に担う手作りなのですが、手作りをするメリットは前回もお話したようになんといっても「コスト削減」と「オリジナリティを表現」、この2つに尽きると思います。

特に、ペーパーアイテムを手作りされる方は多いと思います。

今日はペーパーアイテムの中でも、「座席表」と並ぶ頻度で手作りされる方が多いと言われている「招待状」について、自分の実体験を元に書いて行こうと思います。自分で手作りできるウエディング用のペーパーアイテムは、工夫次第で無限に種類がありますが、ここでは基本的なアイテムの紹介も重ねてさせていただきます。

まず、招待状を出す時期ですが、遅くとも挙式当日3ヶ月前までには郵便局へ投函、2ヶ月前までには返信ハガキが手元に届くようにして、招待客の出席の有無を確認できるようにしましょう。招待客の出席が確認できなければ次の工程「座席表制作」まで進めませんからね。

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招待状カバー(招待状外紙)

封筒の中に入っているいわゆる「招待状」と呼ばれる厚紙です(カバーと呼んでいるのは中紙が入っているからです)。オリジナルであれば、ハガキサイズや三つ折りなど様々な形式で制作が可能ですが、一般的にはA5サイズの二つ折りがポピュラーです。この招待状外紙に、文章を印刷した薄手の中紙を挟み、リボンやゴム紐で留めると、高級感ある招待状ができあがります。

招待状外紙の表紙が一番制作者のオリジナリティが出せる所であり、受け取った側としても、その印象で結婚式の雰囲気を感じ取る所でもあります。変な意味、この雰囲気で挙式披露宴のイメージを想像(格式高いものだったり、アットホーム的だったり)させるものだったりしますし、むしろそうあるべきなんだと思います。特に女子は式場や挙式披露宴の雰囲気によってフォーマルウェアを変えたりしますからね。

カットデザイン付きや金粉入りなど、紙材そのものに工夫をしてあるものだったり、後からスタンプやエンボスパウダーでアクセントをつけたり、あるいは印刷したり、これはもう、作り手側のアイディアと工夫次第でしょう。

中紙

招待状カバー(招待状外紙)の中に挟む、本文の内容が書かれた紙です。一般的にスケ感のあるペラペラした紙を外紙に合わせたA5サイズにカットして使われることが多いようですが、たまにツルッツルの表面で家庭用プリンターで印刷できない素材もあるみたいですので、購入される際は印刷が可能かどうか確認をしてから購入しましょう。どの素材が良いかというのは素人のあたくしにはよく分かりません。

ちなみに、あたくしはプロのデザイナーの友人に作ってもらったのですが、その際中紙を「薄い和紙にしてほしい」と指定したのですが、「印刷がにじみやすいからダメ」と一喝されました。・・・やはりプロの意見は参考になります。

ところで、どうして中紙を使うんでしょうかね?別に表紙の厚紙に直接印刷してもいいやん、そのほうがわざわざ別の紙を準備する必要も無いし。。と思われる方も多いと思います。

色々調べてみたんですけど、招待状にわざわざ紙を2枚にして送らなければならないという厳密な決まりごとは無いそうです。ただ、単純に「厚みがあったほうが高級感・重量感があるから」とのことです。中紙を使用するということは必然的に外紙と中紙を整える紐・リボンが必要になるのですが、それにより更に厚みが増し、またリボンがあしらわれるということで高級感を出すことができる・・・とのことでした。

そもそも招待状の中紙はトレーシングペーパーのような薄い紙で、もともと本文は台紙そのものに書かれていたそうです。昔はインクを使っての手書きだったため写りを防ぐために挟まれた紙が、そもそもの中紙の意味というか、始まりと言われています。

印刷が主流になった今では当然中紙は不要のはずなのですが、その紙のスタイルだけが残り、今は中紙に本文を印刷するようになったそうです。

つまり、中紙は単なる形式的なものですので、それなりにしっかりした紙であれば、中紙がなくても大丈夫だと思います。あくまでも重量感は必要なので、直接カバーに書く場合は特に、ペラペラの紙は使用せず、ある程度厚みのあるものを選ばれた方がよいと思いますが・・・。ただそうなると、自分で作る場合には厚みのおかげで自宅のプリンターが使えなかったり、印刷しにくかったりしますよね。また印刷ミスをした時のコストの負担を考えると中紙があった方がいいのかなーって個人的には思います。

リボン・ゴム紐・その他

中紙を使用する際に外紙と中紙が離れないように止めるための紐です。特に決まりは無いのですが、キラキラした素材のゴム紐などが使われる事が一般的です。

返信用ハガキ

結婚式や披露宴への出欠を知らせてもらう返信用ハガキです。お返事をいただく必要があるので、表側に自分たちの宛先を書くのはもちろん、必ず切手を貼っておきましょう。返信用ハガキには、招待状外紙と同じ紙を使ったり、招待状外紙に施したデザインの色に合わせた紙を選んだりすると統一感が出てまとまります。

封筒

上記をすべて封筒に入れれば、ゲストをお招きするための招待状の完成です。封筒は、招待状とのサイズ、色の組み合わせを考えて選びましょう。一般的にはあまり濃い色よりも、上品な色合いや地模様のあるものを選ぶと高級感が出るとのことで白地や薄い色の物が使われる事が多いです。結婚式用の封かん用シールで封をすると、よりウエディングらしさが高まります。

招待状に同封するもの

招待状には、返信用ハガキとは別に、式場の案内図をはさんで封筒に収めます(手作りの際でも、式場の案内図などは式場さんが指定の枚数をくださる事が多いです)また、挙式にも参列していただきたい方や、披露宴で余興やスピーチをお願いする方へは、それぞれ挙式参列依頼付箋や、余興(スピーチ)依頼付箋をプラスします。披露宴で余興やスピーチをお願いする場合は、事前に直接、あるいはお電話などでお願いしたうえで、招待状を発送するようにしましょう。

ステーショナリーグッズを扱うお店や量販店などでブライダルコーナー的な所が設けられている店舗であると、「招待状専用」だったり、「ハガキ専用」だったりと、もともとの大きな台紙を好きなサイズにカットしていただけたりしますので、自分でチョキチョキするよりは綺麗にできると思いますので、是非利用してください。

外紙・中紙・封筒などをそれぞれ選ぶのが面倒という方は、それぞれセットになっているキットを購入したほうが早いと思います。ネットなどでも安く購入できますし、中には印刷無料などありがたいサービスが付いている事もありますので、色々調べてみたほうがよいと思います。

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コメント

  1. yuu より:

    はじめまして。
    今の方は結婚式の準備がとても大変だそうですね。
    お仕事でよく花嫁様とお話しする機会があるのですが、みなさんそのようにおっしゃいます。
    でも、こうやっていろんな情報がネットで見られるので幸せですね☆

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