理想的な結婚写真を残すためには(希望のデザイン・ポージングを伝える)

Lauren + Andrew

結婚式当日(もしくは前撮り)にお願いする写真屋さん・カメラマンさんも無事にみつかり、これで本番は一安心。プロの写真屋さんなんだし、全ておまかせしても大丈夫。本番は思い切り楽しむだけだわ!とお思いの方。

・・・半分正解ですが、半分間違いです。。

結婚式当日はもちろん新郎新婦は思い切り楽しむべきだし、スタッフさんやカメラマンさんなど、ある意味裏方の方々に気を使わずに過ごす事が大事になってきます。

それゆえ、撮影隊のみなさんはどちらかといえば新郎新婦・ないしゲストの方々を立てつつ、あまり目立たないように影の存在となりつつ、なおかつベストショットを狙わなければならないという重責を強いられています。

勝手な話なのですが、新郎新婦側としては、「プロなんだからそりゃー素敵な写真を撮ってくれるに違いない」「自分たちの望み通りの写真をバンバン撮ってくれるに決まってる」と思いがちになりますが、実際は決してそうとは限りません。

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と、いうのは、各々の結婚式によって当然ですがモデルは違うし、進行の流れや演出方法なども微妙に違ってくる為、そのカップルにとってのベストシーンというのはそれぞれ異なっている為、一概にここでベストショットが撮れる!とは言い難い為です。。

結婚式が終わって届いたアルバムを開き、「ここのシーンの写真が無い!」とか「ゲストの●●さんの写真が無い!」とか、初めて理想通りの記録が残っていなかったと、あとで気がつく事もザラにあります。

・・・ちなみに、あたくし達の場合は、お色直しは和装で登場し、そのまま鏡割り→テーブルクルーズ。ゲストの歓談の間を割って入ったりして、なかなか高砂に戻るシーンがありませんでした。それ故、あとで気がついたことなのですが和装での旦那君との二人きりの写真が一枚も残っていませんでした。。大抵が新郎新婦どちらか1人、2人の写真には必ずゲストが一緒に写っている、など。。

本番中は写真写りに関しては若干気にかけるにしても、その構成に関しては全てカメラマンさんにお願いする形になります。まさか、2人きりの写真が1枚も無いとは思っていなかったので、実際出来上がった写真や、いただいた全ての写真のデータに目を通して、しまった!と思ったものです。まさに後の祭りですよね。。(まぁ、そのために前撮りもしていたわけですから問題なかったのですが、、、前撮りしてなかったと考えると・・・・)

こういった事態を避ける為に、事前にカメラマンさんとの打ち合わせが必要になりますが、こういった写真を撮って欲しいというニュアンスを口で説明するのは、素人のあたくしたちにとってはなかなか難しかったりします。

なので、口で説明し辛い場合は、自分の望むポージング・デザインなどに近い、サンプルの写真を直接カメラマンさんに見せておく事が一番簡単であり、かつ伝えやすい方法だと思います。

ネットなんかでよく結婚写真のサンプルなどが掲載されていますよね?そうでなくても式場さんやカメラマンさんも過去の結婚写真のアルバムなどをサンプルとして手持ちしていらっしゃる場合も多いと思います。

そういった写真を見ながら「あー、こういう写真が自分たちの結婚式でも残ればいいなぁ」と思うものがいくつかあると思います。印刷できれば直接印刷してカメラマンさんに手渡ししてもいいし、雑誌などであれば切り抜いて持って行ってもいいと思います。

自分たちの理想というか、想像している結婚写真をどううまくカメラマンさんに伝えられるかが鍵となるわけですね。

後は、最低限必ず撮って欲しい場面・ものについても事前に箇条書きにして伝えておいたほうがいいかもしれませんね。例えば、手の込んだ生花ブーケのアップ・ドレスの繊細な柄。特別なゲスト(祖父母・小さな甥っ子など)、新郎新婦の2ショット、全身写真など。少なくとも言葉や文章で伝えられた事は、なるべく希望通り叶えてくれる努力をしていただくことができます。

あとは、カメラマンさんには必ず結婚式当日の進行を伝えておく必要があります。

一番簡単なのは、進行表を手渡す事です。時間、演出の内容、新郎新婦の立ち位置や、どこから登場するかなど事細かに書かれた紙を渡しておいて、次のシーンで何が行われるのかをカメラマンさんに想定しておいていただくことが大事になってきます。。

それにより、ベストショットを撮るための先回りもできますし、時間配分なども、カメラマンさんなりにある程度予測を立てながら行動することができますので、撮り漏らしを防ぐ事ができるというわけですね。

開けてびっくりサプライズ!な演出も、カメラマンさんにとってサプライズな必要はありませんし、それはむしろ逆効果です・・・。

結婚式が終わった後、残った記念写真を見ると、その時の情景が次々と思い出されます。

すごく綺麗だったね、楽しかったね、こういうコトあったね・・・思い出を巡る為に、自分たちの理想的な写真を残せたというのは、後々とても喜ばしく思えるものです。逆に後悔しても元には戻れません。。

全てカメラマンさんにゆだねて後で後悔するよりは、事前にできる努力を惜しまない、という必要があります。もちろん、カメラマンさんを信用しないわけではなくてですね、要するに自己満足ができるというか、少しでも後悔することが無いようにする為のちょっとしたアイデアの一つだと思ってください★

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