福岡でおすすめの前撮りロケーション(友泉亭公園)
前撮りで、現在流行のロケーション撮影をされる方は多いと思いますので、今回はあたくし達が前撮りで利用した施設、ロケーションについてをレポします。
今回紹介するのは「友泉亭公園」
福岡にいくつかある池泉廻遊式 純日本式庭園の一つです。
元々は、筑前黒田家の六代藩主継高公が、江戸時代の中期に別荘として作ったものです。柳川市にある「御花」などと比べれば面積7~8ha程度のそこまで大きい別荘ではないのですが、隠れ家って感じですかね、とはいえ1軒家としては十分すぎる豪邸になります。
お庭の中心にある大きな池の中には、高価そうな鯉があふれるほど生息しており、人を怖がらず飼い慣らされている為、人間の姿を見れば大量に寄ってきて、投げられた餌に貪欲に喰いついてきたりして、人間のほうが若干恐怖に感じるほどです。
日々の喧騒を忘れさせる雰囲気というか、日本の美をギュッと詰め込んだような落ち着いた場所になります。。
こういう場所なので、やはり和装のロケーションフォトにはピッタリ。
入り口、お庭の緑の中、池のほとり、別荘のお部屋の中など、どこの背景でもマッチします。
又、その景観は季節により異なり、春は花、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪(降ってればですが)など、いつ訪れても全く違う場所に来たかのような錯覚に陥ります。
大広間でその景色を鑑賞しながら、抹茶と季節の干菓子のセットである「抹茶セット」はまた格別!(1セット300円です)
あたくし達が前撮りを行ったのは9月初旬だったのですが、木々は色付く前で青々としておりました。決して枯れた感じの雰囲気は無く、遊歩道の景観はお庭というよりは木漏れ日降り注ぐ山の中という感じで、思わず深呼吸したくなる雰囲気があります。
あたくしは赤の色打掛けを着ての撮影だったのですが、対比した色のコントラストが絶妙で、撮影された写真はより鮮やかに見えました。
ちなみにですが、撮影をしているからといってその施設を全て貸し切れるわけではなく、普通に一般の観光の方に混じって撮影をすることになりますので、一般の観光の方々にとっては悪い言い方だと「見世物」的な感じになり、若干恥ずかしくもあります。
でも、みなさん「うわー」「花嫁さんだー」みたいな感じの温かい目で見てくれて、観光に来たのに花嫁さんが見れてラッキーだったわ的な一種の観光スポットみたいな扱いを受け、照れくさくもありますが、なんとなく誇らしくもなれます。
日本庭園ですので、当然「和装」での撮影が主な感じではありますが、あたくしはあえてここでウエディングドレスの撮影もしました。
広い畳になびく長くて白いベールとトレーン
背景は、紅葉が入り混じるモミジの木が見える縁側
木々の間から覗く陽の光
ドレスの装飾に反射し、キラキラと光って見えます
一見、ミスマッチにも思える組み合わせではあるのですが、これがまた粋な感じがして良い(自分で言った)
お嫁に行く朝、自宅で身支度を終えた花嫁のような気分です。
こちら、友泉亭公園は、入場料は大人1名200円、子供1名100円、駐車場は1台300円(時間無制限)になります。
ちなみに、あたくしの場合、友泉亭公園の和室を1室お借りして、そちらで衣装替えを行ないました。時間帯にもよりますが、お部屋を借りたのは1500円程度だったと思います(こちらは事前に予約が必要です)
あたくし達が前撮りを行った日、同じ状況の他のカップルも色打掛の和装で前撮り撮影をしていました。福岡でも人気のあるロケーションスポットだと言えますね。
またこちらでは、不定期ではありますが、お茶、書道、着付けなどの教室や、コンサート、観月会など様々な催しが行われています。ちょっとした気晴らしの散歩や、デートスポットにも最適なので、まずは見学がてら雰囲気を楽しみに来てみてもいいかもしれませんね!
友泉亭公園
福岡市城南区友泉亭1番46号
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