リングピローの由来とは

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リングピローとは、結婚式の際に、結婚指輪の交換まで結婚指輪を置いておくためのリングのクッションです。

欧米スタイルの結婚式では、リングはリングボーイが手に持って、花嫁と一緒に入場します。その時に、指輪を載せるのがリングピローです。

結婚準備をしている内に、特にキリスト教式の挙式や教会での挙式をお考えの方などは、あまりキリスト教に馴染みのない我々日本人にとってて、リングピローというのは、そもそもそんなに大事なものなのかな?というのは疑問に思われる方も多いと思います

今は色々なスタイルのものがありますが、一般的なものだとクッションの上に乗せるだけのタイプで、リングをリボンで結んでいるものなのですが、正直とても実用性がないような気がしますよね。あれって何のためにあるんだろう。普通に指輪を買ったときに一緒についてくるケースで代用しても良いんじゃない?とあたくしも思っていました。

リングピローの由来も諸説あります。

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リングピローには、その名前の通り「」という意味があります。

今、日本の現代で使われているリングピローは、タイプは違えど直径20㎝程度の大きさで、指輪2つ乗せる為の充分な大きさなのですが、元々の形はそれよりもずっと大きくて、小型のクッションくらいあり、中身には羽毛を使っていたそうです。

指輪専用にしては快適すぎてとても贅沢ですよね?

リングピローには幸せな言い伝えがあります。

それは、結婚式の指輪交換で使ったリングピローを、二人の赤ちゃんが生まれたときに「ファーストピロー」として使うと、これからずっと幸せでいられるという言い伝え。

祝福をいっぱいに浴びたリングピローが、新郎新婦だけでなく、未来に生まれてくる赤ちゃんも幸せにしてくれるなんて、とっても素敵ですね。

とはいえ、最近のリングピローはゴテゴテの飾りが付いていたり、ウエディングベアーなどで代用したり、おしゃれで素敵なものが増えており、サイズ・デザイン的にも、赤ちゃんの枕としての実際の利用はできません。

ちなみにあたくしたちもリングピローは用意したのですが、本当にその時しか利用してなく、実用性が無い為現在はお部屋の片隅に追いやられています・・・。披露宴の時は装飾の一つにしてなかなか好評ではあったのですが。

定かではありませんが、指輪交換そのものがキリスト教独自の儀式ですので、もしかしてリングピローにも宗教的意味があるかもしれません。

日本の現在の結婚式は和洋折衷、色々な宗教や国の習慣が入り混じったものなので個人的には結婚準備として「どうしても用意しなければならないもの」では無いと思います。

こだわらない方は指輪ケースにお花やリボンで飾りをつけたものを使用したり、有料か無料かは式場によりますが、一般的な挙式会場の場合、レンタルのサービスがあると思いますので、そちらを利用しても良いかもしれませんね。

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