子供は結婚式に同席させるべき?(子連れで結婚式に招待された場合)
育児ブログを読んでくださっている方は既にご存知とは思いますが、現在あたくしは1ヶ月の新生児を持つ新米ママです。
自分に子どもができて初めて考え始めた事なのですが、もしですね、新生児もしくは授乳が必要な乳児を子に持つ今の身分で結婚式にお呼ばれした場合、はたしてこの子はどうすればいいのかしら?と悩むと思います。
離乳が完了した子なら、まだ考えようがあるのですが、なんせ相手は乳児。おっぱいを欲しがる時間は個体差があったとしてもおよそ2.3時間おき。会場へ一緒に連れて行ったとしても授乳時間にフォーマルドレスをめくっておっぱいをポロッと出すわけにもいかない。
以前もお話したかもしれませんが、結婚式に子どもが参加するというのは、新郎新婦にとってはかなり有利です。リングボーイ、フラワーガールなど微笑ましい演出のお手伝いをしていただけたり、何もできなくてもベビーフォーマル衣装に身を包んだだけで可愛らしいですよね。適切な表現かどうかは定かではないのですが「生きた装飾」になるわけですよ。
ただ、子供は融通が効かないという難点があります。一番最近に行った結婚式に、1歳未満のお子様連れのゲストがいらっしゃったのですが、挙式中にギャン泣きされ雰囲気がぶち壊しになっていたというケースがありました。その様子はプロが撮影しているビデオにもバッチリ残ってしまっているとのことです。
小さな子供を持つ身として、今の状況で結婚式の招待状を受け取ったらどうするべきなのかを考える必要があります。
まず、基本的に招待状の中に「お子様もご一緒にどうぞ」的な内容で書かれていない限り、新郎新婦側、つまり招待する側としては子連れの参加はNGです。
あたくしの個人的な見解なのですが、「結婚式に子供が参加する」というのは可愛らしいイメージがあるが故、良かれと思ってお呼ばれしていない子供を招待客の意思で連れて行くケースが多いです。「別に子供分の婚礼料理は必要ないから連れて行っても良いでしょう」みたいな。式場側からすればいい迷惑です。
自分の子供がかわいいあまり、みんなも同じように思っていると勘違いしている親が多すぎるように思うのですよね。
子供なんだから多少うるさくても、行儀よくできなくても仕方ないという風に思ってもらおうなんてのは甘いです。新郎新婦にとっては一度しかないその日なのですから、万が一式をぶち壊すような出来事があったとすれば目も当てられません。
ちなみにあたくしごとなのですが、あたくしが1歳の時、あたくしにとっては叔父にあたる、父の弟の結婚式に母と共に参加させていただいたそうなのですが、披露宴中に主電源のコンセントに素手で触れ、ショートさせてしまい披露宴中の電気を全て落としてしまったそうです。
しかも乳児のあたくしは感電し、驚いて抱っこした祖父も一緒に感電し、装着していた腕時計は壊れ、ひどい火傷を負ったとのことです。当然そのまま祖父とあたくしは病院行き。あたくしの両親も付き添い、結婚式どころではなくなったとのこと。
(ちなみに素足だったからあたくしは助かったらしいのですが、もしゴム製の靴を履いていたら昇天していたかも。。)
今でさえ、「あんなことあったねー」「思い出だよねー」と笑いながら思い出話をしてくださるのですが、その時の新郎新婦の気持ちを考えると、我ながらゾッとします。幼すぎて憶えていないとはいえ、本当に申し訳ない。
親族の結婚式の場合は、乳幼児も親と共に結婚式に参加し、また新郎新婦もそれを望まれる事がほとんどだと思います。親族皆が参加する結婚式に預け場所が無いということも理由の一つかもしれませんが、ただ、ぐずったり、飽きたりしないよう工夫されたり、挨拶など重要なシーンでは退席したりと、気を使う必要があります。結婚式の主役はあくまでも新郎新婦ですし、また双方の来賓の方も出席されているので、子どもといえども「マナー」をしっかり守ることはとても大切な事ですよね。
一方、親族の結婚式と比べて友人の結婚式などは、招待客側としても子供を預けて自分だけ参加するという人が多いように思います。独身時代に戻りって、思いっきり宴席を楽しみたいというパパとママの気持ちのあらわれかもしれません。
もしも、一緒に参加させる場合は、どんなに幼くても1,5歳以上がリミットでしょう。それ以下のお子様は参加させるべきではないし、預けるという手段が取れない場合は潔く出席を諦めるべきです。参加させる場合は、新郎新婦の了解を取る事はもちろん、年齢などを先方に正しく伝えておく必要があります。その上で婚礼料理が必要か、座席をどうするのか(子供用の席を用意してもらうか、ベビーカーを持参するかなど)詳しく、打ち合わせる必要があります。
また、子供用の食器や、粗相した時の着替えも必要ですし、子供の口に合わない食べ物ばかりである事を想定して軽食を持って行ったほうが安全です。又長時間の披露宴に飽きないように絵本や音のでないおもちゃなどを持参していく必要もあります。
まぁあまり神経質になりすぎて「お祝いしたい」という気持ちが削がれるということになれば本末転倒ですので、想定できるアクシデントに備える準備だけできればとりあえずはOKだと思います。
何かあったら意外と周りの出席者の方々やスタッフさん方もサポートしてくださる(と思う)し、とにかく子供に目を離さなければ最悪のケースは避けられます。新郎新婦にとっては「出席してくださる皆さんに楽しんでもらいたい」という事が一番なのです。
子供をお呼ばれした結婚式出席させるか否か、悩まれる方は多いと思いますが、最終的には「出席する自分自身が楽しめるかどうか」で判断し、決められるというのが一番適切かと思います。
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