手作りでフラワーシャワー(節約しても演出は美しく)
今回はあたくしが結婚準備の為に個人的に手作りをしてなかなか好評だったアイテム、フラワーシャワーについてのお話です。
以前もお話したかもしれませんが、挙式する式場によっては、演出に使われるお花などが有料の場合があります。あたくしが選んだ式場もそうでした。もともとキリスト教式はなかなか行われない式場であり、フラワーシャワーという演出は備え付けられておらず、もしも使用するのであれば、お花屋さんにお願いして、生花の花びらを特別に準備してもらわなければならないとのこと
キリスト教式の式場さんであれば、フラワーシャワーに使われる花びらは大抵造花を仕様しており、リサイクルして使われている事もあって、演出料金をサービスしてくれるところもあるのですけどね、生花を利用するところは当然ながら「お花代」が必要になります。
ただ、あたくし的にはバージンロードを旦那君と共に、列席の皆さんから投げられるお花のアーチをくぐりながら歩きたいというのは、一つの夢というか希望だったので、ここはどうしても外せなかったわけですよね
ただし、生花を利用するという手段は始めから考えていませんでした。というのも、ただただ花びら代を節約したい、というわけではなくて、投げられたお花は一瞬美しくても、足で踏みつけられた花びらは見れたもんじゃありませんし、水分を多く含む新鮮な花びらは空中で舞っても美しく落ちません。その一瞬の為に使われる花びらというのも何だか可哀想な気がしましたし。
と、いうことで フラワーシャワーを自作してみることにしました。
ちなみに、フラワーシャワーと一言で言ってしまったのですが、シャワーと言っても色々あります。。
これはフレグランスシャワーといって、花びらに香料が仕込んであるものですので、花びらが舞うと共に良い香りがふわっと広がるフラワーシャワーです。
こうやって参考資料として、いろんな既製の商品を見てみてから自作する分を考えてみます。
始めは、100均で大量にバラの花の造花を購入し、一枚一枚剥がして作る予定でした。この方法は、式場のプランナーさんに作り方を教えていただいたものです。
100均とはいえ、バラの花の種類や、その色味なんかはそれぞれあり、同一色に統一させてもいいし、色んな色の花びらを取り入れてカラフルにしても綺麗です。
一見、手に持った造花の花びらはちゃっちいなと思えますが、シャワーとして投げてみるとそれなりに見えるものです。というか、実際、キリスト教式で投げられるフラワーシャワーはちゃっちいです。あんなに綺麗な演出も、よくよく見ればこんなもんですw
でもね、作りながら「なんか違うなー」と思いました。
というのが、普通のチャペルなんかだとマッチするのかもしれませんが、あたくし達が挙式をした式場はもともとキリスト教式の挙式を行わないということもあり、どちらかといえば和な感じの場所だったんですね。そこで無理矢理ウエディングドレスを着るわけですから、それでバラの花というのも違和感というか、ちょっと無理がある気がして。
そこで、考えたのが和紙(千代紙)を使用したペーパーシャワー
100均で色和紙折り紙をワンセット購入し、これまた100均で花びら型のクラフトパンチを購入し、和紙を花びら型に型抜きして作りました。
折り紙なのでワンセット買っても20枚位入ってますし、その中には色んな柄や色んな色の和紙が入っています。1枚の折り紙で20~30個の花びらが作れます。あたくしの場合、お花型のクラフトパンチを3種類位、違う形のものを購入し、暇なときに音楽を聞きながらパチパチ作っていました。
折り紙ですので、残念ながら表はきれいでも裏は白地。始めは2枚の折り紙の白地同士を貼りつけて、両面柄付きにしていたのですが、厚手の紙になるのでクラフトパンチがしにくかったのと、花びら自体が重たくなってしまい、投げたときに綺麗に舞わなかったのと、めんどくさくなってしまったので、途中から後ろの白地は目をつぶってパチパチ制作することにしました。
花びらとはいえ軽いペーパーですので、投げた時はヒラヒラ踊りながらゆっくり宙を舞い、大きさや形が違えば、その動き方も変わります。何より、和紙の柄というのがとても素敵でした。柄自体が鮮やかで100均のくせに金粉なんかもふんだんにあしらわれ、とても豪華に見えます。
また、量も調整できます。沢山作りたい人はたくさん作ればいいし、自分の努力次第です。
ちなみに、フラワーシャワーは何枚作ればそれなりに見えるかというのがよくわからず、あたくしも何枚作ったかというのは覚えてはいませんが、500ml牛乳パック1本が埋まる位は作ったと思います。意外と少ないようで充分足りました。
難を言えば、和紙は普通の紙と違って、紙の成分というか生地の繊維が一定でないので、100均のクラフトパンチのキレがあまくなってきて、後半はかなり難解でした。すごく力が入ったり、切れにくかったりして、お花の形がいびつになってしまった分もありました
結果的に100均のクラフトパンチが切れなくなってしまい、新しいのを買い直したほどです。
暇を見つけてはクラフトパンチをしていたのですが、全部作るのにそれでも1週間はかかりました。おそらく、100均とかじゃなくてもう少し性能が良いやつを買ったほうが早く綺麗にできたし、買い直す必要もなかったのかな、というのが一つ後悔したことです。
お花柄に構わず、色んな形のフラワーシャワーだと綺麗だし、可愛いと思いますよ。はじめからちゃんとしたクラフトパンチを使えば、途中で買い直す手間もお金もかかりません。
列席した人からは好評でした。幼い姪っ子が一生懸命落ちた花びら(千代紙)を面白がって拾い集めていました。
バージンロードに残された色とりどりの花びらがとても鮮やかで美しかったとのことです。
あと、こういうアイデアもあります
クラフトパンチでパンチするのが面倒な方は折鶴をシャワーするという斬新な方法ですね。ただ、こちらの場合は沢山の和紙が必要になりますので、あたくしの方法よりも費用と、折り鶴を折るという手間がかかるかもしれません。
もう一つ、やりたかったけど断念したのがバブルシャワーです。列席者左右からシャボン玉を吹きかけてもらうという演出。
最近のこういうウエディング専用のシャボン玉はきちんとシミになりにくい成分でできているらしいですね。知らなかったな。でも、確かにシャボン玉だったら後片付けの必要がない上綺麗だし、列席者へのプレゼントにもできますもんね。。
こういうやつです ⇒ バブルシャワー
汚くなりそうだからと諦めたのですけど、もう少し早く調べておけばよかったかな。
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