仲人の仕事とは?(仲人のいない結婚式)

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一昔前では結婚時に仲人をたてるというのは常識というか一般的でした。あたくしの両親は社内恋愛ということもあり、結婚式の時に仲人をお願いしたのは職場の社長さんにお願いしたとのことでしたが、今の時代では仲人を立てない結婚式という事のほうが多いようです。あたくしも仲人を立てませんでした、というより仲人って何だ、必要なの?みたいな意識があったんだと思います。。

ウィキペディアでは仲人(なこうど)は、人同士の間に入り、人間関係を仲立ちする役割の人 と書かれています

縁談~見合い~婚約結納~結婚式の準備~結婚式などのお世話をするということになりますので、結婚相談員とウエディングプランナーと親の仕事を一気に引き受けてるみたいな感じになりますね。こう書いてると超めんどくさそうですね。仲人って仕事はよっぽど新郎新婦と交流が無いとイヤになっちゃいそうだな。

仲人は「月下氷人」縁結びの神“月下老”と“氷上人”を組み合わせた造語)ともよばれるそうです。かつては「仲人は親も同然」という格言があるほど、仲人の影響力は強いものでしたが、人間関係の希薄化や時代背景の変化とともに仲人を設定する結婚式は減少傾向にあり、不況による職場環境の激変を背景に1990年代後半を境に激減し、仲人を立てる結婚式は首都圏では1%だけとなり、最も多い九州地方でも10.8%に過ぎなくなったとのこと(ゼクシィ調査 2004年発表)

あれですかね、昔はお見合い結婚というのが一般的だった時代、男女の仲を取り持つ仲人という存在は必然だったのかも。今はお見合いよりも恋愛結婚する人が多いって聞きますし、結婚式についても式場さんが全部お世話してくれるし、仲人の必要性が無くなってきちゃってるのかもしれませんね。

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まぁこれは「実質仲人」の場合です。「頼まれ仲人」というのもあります。例えば、同じ職場で恋が芽生え、結婚が正式に決まった時に、職場の上司に仲人〈媒酌人〉をお願いするとか、社会的に地位のある人などを結婚式のときの正式媒酌人・立会人にお願いするといった、形式上の仲人ってことでしょうかね

ちなみに仲人に選ばれやすい人というのは、既婚の男女で、家庭生活がうまく行っている夫婦が多いようです。主に、学校や職場の先輩、恩師、地域の実力者、親戚など、結婚する男女と多少なりとも関係のある人にお願いする事が多いようですが、これは「あやかりたい」と思えるような仲の良い夫婦に仲人をお願いしたいというだけであって、別に独身の人が仲人をしてはいけないということはありません。夫婦でなければならないという決まりも無いようです。

今や仲人の必要性って無いんじゃない?って思いがちだし、実際仲人無しという結婚式の方が増えているような気がしますが、今思えば、仲人をたてる結婚式が少なくなってきたのに反比例して離婚率が高くなっているような気もしません?

仲人の重要な仕事の一つに「相談に乗る」というのがあります。お互いの言い分を上の立場から完全に中立の立場で聞くこと、アドバイスすること、まさに仲を取り持つということですね。親はこの立場にはなれません。どうしても自分の子ども側をひいき目にしてしまいますからね。

もしも、男女の仲が微妙な空気になった時、早いうちにこの関係を微調整することで、もしかしたら離婚という最悪のケースを防ぐことができるのかもしれません。大げさかもしれませんが、少なくとも二人の間に入って潤滑材になりえます。

また、離婚するという事もひとえに仲人にも責任が問われることになりますので、その人の立場を考えるということにもなると、簡単に離婚したりすることはできないわけです。まぁこれもその男女にもよるでしょうが。。

今はその男女にも全く関係のない「プロ」の仲人という人もいるようです。「離婚防止」の意味を込めても、仲人をたてるというのも一つの考えなのかもしれませんね。それで離婚が防げるということになれば多少の先行投資は無駄にはならないのかもしれないのではと。。

幸せなカップルにとっては不吉な話かもしれませんけど。。

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