手作りした結婚式のプチギフト(格安で竹炭マドラーを制作)
ここまでお話したついでに、あたくしが手作りしたプチギフトについてご紹介します。
よければ、先に前回のプチギフトについての記事を読んでいただければありがたいです。
あたくしが手作りしたプチギフト、それは「竹炭マドラー」です。
そのうち、お世話になった結婚式場の話は詳しくさせていただこうと思っていますが、あたくしたちは一般的な普通の結婚式場で結婚式を挙げたわけじゃないんですよね。先にヒントを言いますと、「お酒の美味しいところ」で結婚式を挙げたわけです。
よって、お酒にまつわるといいますか、お酒がらみのプチギフトを用意したいと思ったわけです。
色々経験した結果、プチギフトは手元に残らないモノのほうが良いと思ったのですが、この時点ではまるで逆、できれば邪魔にはならないけど使ってもらいたい物がいいなぁと思っていました。まぁ傲慢といいますか、勝手な自己満足です。今思えば。
そこで考えたのが竹炭マドラー。お酒をまぜまぜする混ぜ棒です。炭はお水を美味しくしますしマドラーにはうってつけ。炊飯器にぶち込んでも美味しいお米が炊けますし、邪魔なら靴箱にでも入れてもらえば消臭効果も期待できると思ったのです。
まずは、竹炭の購入。普通にギフト用の竹炭マドラーを購入すれば1本500円前後、1000円以上するものもあれば安くても300円以上かかりますのでギフト用のものはあえてスルー。竹炭専門店でキロ買いをすれば一気にお安く手に入れる事ができます。なんとか格安を探し出して必要な分を購入。そうなると当然ラッピングは自分で行う必要があります。
又、品質は保証されているとはいえ、100本以上のマドラーが数袋にまとめて入っているわけです。そして飲食用として大事な方々にプレゼントする。お口に入るものですし、もし、万が一このマドラーを使用した方に何か不測な事態が起こったりする(例えば食中毒とか)という最悪の状況まで想定し、一度全て開封して、熱湯で煮沸消毒をし、完全に乾燥させました。
これをただ袋に1本ずつ包んでいくとなると、なんだか色気が無い。そもそも見た目じゃ何かが分からない。(ただの棒にしか見えない)
パッケージはLOFTで手に入れたOPP(クリスタルパック)。ラッピングコーナーではなく、ステーショナリーコーナーで見つけた無地のものです。中身が見えればよかったし、何より経費を抑えたかったので。
・・・でも、今思えば、可愛い柄付きのものを用意してもよかったかな。
留め具も付いてるし、リボンを別に用意する必要は無かったからね。
というわけで、マドラーを一つ一つ飾り付けすることにしました。といっても、使用したのは、以前、フラワーシャワーを作ったときに余った100均で買った千代紙(和紙の折り紙)と、同じく100均で購入した綱リボンと水引。
水引だったら針金っぽい感じになってるから包装の口部分を固定するのにピッタリ。最近の水引は、金銀だけでなく、緑とか赤とか、ポップでカラフルなものも多いので、包装には使いやすいです。なによりお洒落。
えっとですね、マドラーの真ん中か、やや上側の方に2cm角に切った千代紙を2枚少し重ねてくるっと巻いてノリでぺったん。その上から綱リボンで小さく結ぶ。 これだけ。
当然普通に折り紙を巻いただけですので、水には耐えられません。始めは洗浄にも耐えられるように、折り紙の上から食器用ニスを塗ろうかとも考えたのですが、何だか面倒になったのでやめました。
とはいえ、そのまま間違って使用すると水に付けた瞬間デロデロになります(普通の紙ですし)ので、包装袋からマドラーを取り出せば、すぐに装飾用の千代紙とリボンは外れるようにしました。ノリは普通の木工用のノリです。当然マドラー本体には触れないよう、千代紙同士をくるっと巻いて貼りつけた、といえばわかりやすいでしょうか。とにかく、パッケージから出したら「装飾は外して使うものだよ」とわかりやすいようにしました。
そして一応メッセージカード(説明書き)を挿入。出席のお礼と、これがマドラーだよという事を書いています。後は使用法についても少し。
それで、完成したのがこれ。
すみません、作ったときに写真を撮ればよかったのですが、残してませんでしたので、結婚式本番に偶然撮られていた写真からひっぱってきましたので、若干見にくいですが、一応雰囲気だけ伝わったでしょうか
でもなかなかのものでしょ、会場も和っぽい雰囲気でしたので、ピッタリでした。これで原材料、装飾費混みでおよそ1人80円ほどです。あ、あたくしの労働費はサービスです。笑
とはいえ、多分空いた時間を利用して作っておそらく3,4日位でしたかね。最後の方は慣れてきて、テレビ見ながらでも、目をつぶってでも、お鼻ほじほじしながらでも作れるようになりましたよ(←最後だけうそです)
やる気と道具さえ手元にあれば余裕です。センスの欠片もないあたくしが一応形にできたので、もっと上手な人や器用な人ならば、もっともっと上手にできると思います。
まぁ、でも実際の所は、貰ったところでマドラーとして使っている人はほとんどいないようでしたけどね、やはり自分たちが期待するような使い方はされないものです。まぁそれも想定範囲でしたから別に良いんですけど。
トイレや玄関に飾り物としておいてあったり、冷蔵庫の中に入ってたり、お茶ポットの中に入れてくれている人もいました。
まぁゴミ箱に入ってないだけ良しと思えば嬉しいなと。
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