結婚式の費用底値ランキング(一番安い結婚式場とは?)
先日がっちりアカデミーいう番組を見ていたところ、「底値リサーチ限界マネー」というコーナーで、結婚式費用の底値の限界を調べるという興味深い調査をしておりました。
結婚式場の形態により、結婚式の費用の金額はどこまで違うのか、また結婚式のお金はどれだけ節約できるのか、という所を突き詰めて行った内容でした。
確かに、意外と結婚式の形態(たとえばホテルウエディングだったり、ゲストハウスウエディングだったり)で、どこまで費用が変わるのか、または式場の平均額で比較とかってきちんとしたことがなかったので、特に結婚式場にこだわりが無い人だったり、式場がまだ決まってない人で、なるべく結婚式の費用を節約したい、お金をかけたくないという人にとっては、式場決定をするにあたり、かなり有効な情報ではないかと。すごく勉強になります。
中には「こういう結婚式もあるんだなぁ」的な新たな発見もあったり、意外と知らなかった事が詳しく説明されてました。いい番組ですね、がっちりアカデミー。
まずは基本情報から
最近の結婚式の費用(2010年調べ)の平均額は325万7千円。また挙式・披露宴の客数は、平均72.7人とのことでした。
人数は意外と少ないわりには結構費用はかかってますね。70人前後というのは、おおよそ親戚と少人数の友人程度の人数になると思います。単純計算で一人単価がおおよそ4万5千円ってとこでしょうか。
なかなか豪華なおもてなしになることでしょう。不況とはいえ、まだまだ結婚式にはお金をかけなきゃ世代が多いのかもしれません。
えーと、今回は結婚式の費用はどこまで安くできるのか、底値を調べるというテーマで放送されていましたので、費用の平均金額が高い順からランキング形式で書いていきますね。
1位 ゲストハウスウエディング
ゲストハウスウエディングとは、以前もお話したかもしれませんが、一軒家を貸切ったタイプで、家にゲストをご招待してもてなすスタイルになります。
新郎新婦の要望を叶えやすく、自由自在にしやすいという事が人気の理由になります。それ故、演出関係のオプションがつきやすいということで、ついつい派手にやっちゃおう盛り上げちゃおうと色々やっちゃって結婚式の費用が高くなりやすいと言われています。
ゲストハウスでの結婚式の費用 平均金額:370万円
2位 ホテルウエディング
ホテルならではのホスピタリティが昔から根強い人気で定番の結婚式場。また、当然ホテルなので宿泊することができるというメリットもあります。
ホテルでの結婚式の費用 平均金額:330万円
3位 レストランウエディング
ゲストとの距離が近く、あたたかい結婚式ができると、最近人気が出てきている結婚式。美味しい料理は特に喜ばれるメリットであり、招待客の心に残りやすいとのこと。ただ、結婚式を行うことがメインではないので、100人単位の招待客を収容するスペースは見込めないかもしれませんので、その辺りは会場のスタッフさんに聞いてみてください
レストランでの結婚式の費用 平均金額260万円
4位 リゾートウエディング
いわゆるリゾ婚と呼ばれる、海外などリゾート地で上げる結婚式であり、多くのゲストを呼ばないので平均金額はかえって割安になるという事でした。
ワタベウエディングさんの調査では、リゾ婚の場所は断然ハワイが人気らしいです。リゾートの雰囲気はモリモリなのですが日本語も通用しますので、ご年配の方などにも人気があるようです。また、少人数での披露宴は、両家が親しくなりやすいというメリットもあるようです。
リゾートでの海外結婚式の費用 平均金額200万円(新郎新婦含め、6人の旅費・宿泊費・挙式披露宴費用すべて含め)
5位 スマ婚
スマート結婚式の略です。福岡の方ではあまり馴染みが無いのですが、都会の方では結構有名らしいですね。
徹底的に諸経費をカットした無駄の無い結婚式、ということですが、つまり御祝儀も含めて計算されたお手軽結婚式といった感じ。基本的にはご祝儀で賄える範囲で考えられたパックプランが決まっているらしく、サービスやらは式場によって様々違うようです。
前金を16万ほど支払い、残りの支払いが当日で可能とのことですので、手持ちのお金が少ない人や、大きなお金を事前に用意できない人でも、ご祝儀を頂いた後で支払いができるというのは、なかなかありがたい感じがします。
スマ婚の費用 平均金額 150万
6位 共済結婚式
県民共済に入ることで結婚式を大幅に割引してくれるということで、結婚式をするために県民共済に加入される方も多いようです。
共済提携のいくつかの会場から選んで行うのですが、県民共済プランといって、全体的に安価なコースが用意されています。衣装レンタル代、指輪なども安い。
ただし、装花や料理なども決まった物しか頼めなかったり、完全に1つのプランに沿って進行していく結婚式になりますので、新郎新婦のオリジナリティを出したいといった感じだと難しいかもしれません。式場によって雰囲気は違うようですので提携式場を見学してから決められることをオススメします。
共済結婚式の費用 平均金額 130万円
7位 小さな結婚式
以前、あたくしも友人の結婚式に招待され参列したことがありますので、詳しいことはそちらの記事をどうぞ ⇒小さな結婚式
デメリットはとにかく、キャパが小さいということだけです。家族や親しい友人だけでささやかに結婚式をしたいという需要に応えた低価格ウエディングになります。
披露宴会場は提携先によって、雰囲気が全然違いますし、少ないながらでもある程度の選択肢はありますので、気に入った会場やら衣装を選ぶことができます。
小さな結婚式の費用 平均金額 22万5千円
8位 フォト婚
えーっと、これを結婚式と呼んで良いのかどうだか疑問なのですが、一応ランキングにこのような形で入ってましたので紹介しておきます。
以前ブログでも話題にしたことがあります写真だけの結婚式です。普通にウエディングドレスに身を包んで白地のスクリーンの前でカメラ目線で撮る記念写真だけでなく、チャペル風の背景で指輪交換など、まるで挙式中のスナップ写真のような様々なポージングで撮影をしてくださるので、まるで実際に挙式を行ったかのような雰囲気を残すことができます。
結婚式はしないけど、結婚した!というケジメがつきます、と番組で紹介された花嫁さんはおっしゃっていました。こちらに関しても、他に記事にしていますのでよかったらそちらをごらんください ⇒写真だけの結婚式
フォト婚の費用 平均金額 4万8千円
えーっと、ここまででもかなり価格破壊なんですけどね、最後に紹介されていたのがコチラ
500円結婚式
えー 500円って。。
どこまでが500円なんだよって 本当に全部500円。 挙式に必要な会場も衣装も装花も全部あわせて500円。。
披露宴は別料金らしいです。
なんでこんなに安いかといえば、ブライダルプランナーを目指す実習学習の一環として、結婚式のプロデュースに関し、新郎新婦さんが協力する、という形で行われるからとのこと。
つまり、全て学生さんにより構成される結婚式、ということになります。
結婚式のプランニングから、実際の式まで全て学生さんが担当になりますので、例えばウエディングドレスやタキシードは学校の備品、装花は学生さんの手作り、本番の司会進行も当然学生さん、料理を配るのも学生さん、音響照明も全て学生さんが担当されます。
ちなみに学校のホールを使用すれば会場料は無料になります。
新郎新婦が希望する会場を学生さんが代わりに安くする交渉などをしまして、オーバーする差額は学校が負担してくださるそうです。
つまり、全て訓練で行われるとのことですので、超格安ということなのですね。
もはや無料にしちゃえばいいじゃないという所なのですが、「少ない金額でも、お金をもらうことでプロ意識を育てていく」というのが学校の方針とのこと。
今回のテレビでもそうですが、最近かなりメディアで放送されて認知されてきていますので、かなり人気があり選考されるそうですが、学校のホームページで「ワンコインウエディング」と銘打って、結婚式を挙げたい新郎新婦さんを随時募集しているようですので、もしも選ばれましたら、超破格で結婚式を挙げることができて超ラッキーです!!
学生さんとはいえ、プランナーの勉強を積み重ねてきた専門家ですからね、番組で見る限りではかなり本格的ですし、普通の式場にも引けをとらない立派な印象でした。もしも費用が問題で結婚式を諦めていた方がいらっしゃればピッタリなんじゃないかな。
費用だけで結婚式を決めるというのも何だか微妙な感じはしますが、実際に費用が問題でなし婚を選ぶ人も多い中、今回のデータも式場選びに関してかなり有効な情報になるんじゃないかなと思えました。
あたくしも、この手の情報は結婚前に色々調べたつもりなのですが、まだまだ知らないことって沢山ありますねー。面白いです。
みなさんも、どうぞ式場選びの参考にされてください。
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