結納はした方が良いのか②(結納を行う意味とは)

前回、結納の起源についてを書いたのですが、次が本題です。

結納はした方が良いのか?

したほうが良いです!しなくて良いです!というつもりはないです。起源を辿ってみた上で、必要かどうかを判断するのはそのカップル次第ですからね。やっぱり必要ない、他に時間やお金をかけよう、という人だっていますし、地域によってはそういう儀式を重んじる所も多いかと思います。したいけど経済的負担が痛くてできないという所もあるし。結納をする、しないというのは自由だと思います。今の時代、結納をするからあの家はしっかりしている、結納をしないから非常識だとかいう事も無いでしょうしね。

とはいえ、何度も言いますように、婚約する、結婚するというのは本人同士だけで決められることではありません。今まで全く他人だった家族が縁を結ぶという、両家の運命を変える大切なことです。そういった婚約の証を儀式として行う事は、お互いに誠意を示し、良い親戚関係を築く、礎と成り得るのではないかと思います。

ちなみに、あたくしたちは結納式を行いました。今はホテルや料亭の部屋を貸切にして、結納式を行うという方法もあるそうですが、我々の実家が同じ県下ということもあり、昔ながらの方式で旦那氏一家にあたくしの実家まで来ていただき、自宅で執り行いました。。

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結納式の後も、特に外食などすることもなく家で食事をしたりして・・・和やかでよかったですよ。あたくしは一応結納式では着物を着ていたのですが、自宅なので即行脱ぎ捨てる事ができて楽だったしね(多分楽なのはあたくしだけでした)

話を戻します。

実際、プロポーズを受けたのち、両家の了解を得て次の段階の話になる時・・・結婚式の話と並列しながら、結納をしますか?しませんか?というのは、なかなかお互いに話しづらい所があると思います。特に女性側の家からすると、「結納をしてください」というのは、そんなつもりはなくても「結納金をください!結納の品をください!」と催促するみたいな気がして・・・この不況のご時世では、「結納は不要ですよ」と、なんとなく遠慮した方がいいような気がしたりしますよね。。

まぁ、お金をかけない方法でも立派な結納はできますけどね(この辺りはまた追々書くことにしますが)

とはいえ、本音と建前というわけではないのですが、嫁側の両親としては、結納を望んでいる所は多いと思います。というのも、男女平等の時代とはいえ、嫁側の両親としては、今まで手塩にかけて育てた娘を「差し出す」という気持ちが少なからずあるからです。・・・苗字も変わることですしね。

昔は、嫁という「働き手」を差し出す代わりに、結納品ないし結納金を嫁側の両親へ贈るという認識がありました。人身売買みたいな言い方でちょっと感じ悪いですね。・・・本来はそういう理由で行われていた式では無いとは思いますが、自分の娘に対し、どれだけの価値を相手は見いだしているのか、という目安として、たまたま形式としてある結納品、結納金などを受け取っているように思えるのです。

とはいえ、お金や品物が欲しいわけではなく、つまり「誠意」が欲しいというわけなのでしょう。たまたまその表現が「結納品」や「結納金」という形式が昔から残っているというだけであり、嫁側の家族としては、旦那側の家族に対し、「嫁を受け取る」という誠意を感じられれば、その形が目に見えるものである必要はありません。

大事な娘を断腸の思いで差し出すのです。中途半端な気持ちで受け取ってもらいたくない、親である自分たちの代わりに大事にして欲しいし、その誓いを立ててほしい。安心してお任せできるという確信が欲しい・・・結納をしたい、というのはそういうコトなのだと思います。

なので、男性側の家庭から安易に「結納はしなくて良いですか?」と言われる事に対して良い気持ちにはなりませんので注意です。手塩にかけて育てた娘を「何の価値もない」と言われているような気になるのです。決して男性側はそのような気持ちでは無いとは思うのでしょうが、相手の気持ちが不確かな状態・・・つまり本当に娘を大事にしてくれるのかどうかもわからないような状態で、ただただ娘を差し出すだけというのは、やはり良い気持ちにはなりません。

そういう意味では、男性側から結納の提案をし、女性側に選択権を委ねるという形が個人的には一番スマートな気がします。

結納をする、しないというのは当人同士の問題ではなく、その一家一家の問題ですので、新郎新婦だけで安易に決めてしまうのではなく、お互いの両親の意見も尊重して決めなければなりません。「結婚は当人同士の責任、結納は親の責任」という家庭もありますし、お互いの家庭でそれぞれの主張があるかもしれません。新郎新婦がまずは自分の両親の意向をしっかり聞き、理解した上で調整していく必要がありますね。これもまた、一つの結婚準備の関門と言えるでしょう。。

とはいえ、経済的負担が理由で結納の足踏みをしている新郎もいると思います。

この流れじゃ「あれ、やっぱり結納はしたほうがいいじゃん」という雰囲気満載なのですが、新婦側の本音を言えばなんども言うように「結納金、結納品が欲しいわけではない」ということ、たまたま誠意を見せるという表現方法が「金銭」であったというだけで、おそらく他の方法でも新婦側を納得させる方法はあると思います。

たとえそれが結納という形じゃないにしてもね。もしくは、大金をはたかずともお互いが納得できる形での結納式というのも可能です。

そういった方法論についてはまたいずれ書きますので、今日はここまで!

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