結納金の相場は(結納金はいくらだと失礼でないのか)
今日は結納金の話です。
前回、結納はしたほうが良いのか(結納の起源とは)という記事を書いた時に、少し結納金について触れましたので、少し付け加えて書きます。
結納金の相場はいくらだろうか?いくら包めば妥当というか、失礼に当たらないのだろうか、というのが気になるところですよね。前回も言ったように、あらかじめ新婦側に「いくら包めばいいですか?」と聞くわけにもいかないし、とはいえ いざ本番お渡しした結納金を見て、「少なっ!」って思われてもイヤですし。
ゼクシィ 結婚トレンド調査2009によると、全国の結納金の平均金額は90万4000円だそうです。
つまり、この金額は地域によって平均金額に差があり、例えば北海道では70万、東北、関東では90万、北陸、関西、中国、四国地方では100万、九州では85万 とのこと。
・・・あくまでも平均金額ですからね、その地域や家柄によって色々あります。ただ、前回も言ったように一般には100万、70万、50万など、端数のないきりのよい金額であることが多いようです。
ちなみに、その結納金の相場の内訳なのですが、100万円が56%と一番多く、次に50~100万円が25%、100~150万が9%、150万以上が7%、50万未満が1%とのことです。
結婚情報誌などでは新郎の給料の2ヶ月分ないし3ヶ月分が結納金の目安だと言われていますが、実際は明確な規定や標準金額は存在しません。新郎はまず親御さんと相談し、その地域の特色や家庭での決まりごとの有無などを確認し、また、新婦を経由し、水面下で新婦側とも相談して金額を決められた方がよいと思われます。
というのも、結納返しという、結納金に対する女性からのお返しが一般的な地域では、結納金の金額に沿ってその包む料金を決める事が多いからです。またこれも地域性があり、関東は結納金の半額、関西では1割というのが一般的だと言われています。九州では結納返しという習慣が無いという所もあります。また、最近では結納返しをお金ではなく、「時計」「スーツ」などの品物でお返しするパターンも増えています。
結納金を少なめに設定し、結納返しを無しにする、というパターンもあります。いずれにしても、こういった取り決めは片側だけではできないので、両家で事前に打ち合わせをする必要がありますね。
結納返しの平均金額は、現金では26万5000円、品物では20万3000円だと言われています。
結納品やその他の準備にかかる平均金額は、19万3000円とのこと。
それこそ結納品というのは、その地域によって大きさも姿形も全然違いますので、こちらの平均金額はあまり参考にならないかもしれませんね・・・。品質に応じて1万円から数十万円など幅広く、きちんとした結納品を全て揃える場合は、関東式結納品よりも、関西式結納品や、九州式の結納品の方が見た目も豪華ですし、見た目に比例して高いです。
あたくし達の場合・・・結納はしたいが結納金を特別求めるわけではないという訳で裏技を起用。
結納金は100万、結納返しは無しという方針にしました。
結納用の立派な封筒で新郎側から結納金を頂いた後、結婚準備の為に使えと両親は結納金を全てあたくしにリリース。
そしてあたくしは、その結納金を結婚準備の費用として充てました。
プラマイゼロです。
あれ、これってアリ?意味ある?って感じもしますが、当日の結納式ではサマになったのでOK。うちの両親も、元々結納金はいらないといってたし、それで納得していたので万事問題なしでした。
結納品に関してはまた別に書くことにします。
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